ニタナイ川南面沢からトムラウシ山 2015.9.5

ニタナイ川南面直登沢からトムラウシ山(1476.4m) 2015.9.5(土) メンバー 芳澤単独 タイム 9:10 伏美岳登山口→9:22 ニタナイ川→10:17 c835二股 10:29→11:29 c1110二股→13:05 山頂 13:30→14:40 c900→15:00 c835→16:30 登山口

北日高の未踏マイナーピークへ沢から登ってきたので報告する。伏美岳登山道を数分いくと小沢に出合う。これを下りニタナイ川本流に降りる。渡渉、巻道、中…適当に進むと1時間とかからずc835二股となる。ここまでは昨年遡行済みである。左から伏美岳北面直登沢の緩い滑の小滝。右にはやや立ったトムラウシ南面直登沢が落ちる。水量は昨年辿った左股のときとほぼ同じ程度か…南面直登沢は出合からc890まで滑滝が続き、概ね20m、3m、5m、8mの4連瀑だ。ほとんど直登可能で、最後の8mは上部を左から小さく巻き上がった。c930で3mを越えると沢はいくらか開け、c1040で4mを最後にガレ沢となる。c1110二股、左股は水流があるが、右股はチョロチョロでほぼ涸れている。地図を確認し、コンパスを切り、涸れた右を進む。この左の流れは1413標高点の北東コルからのようだ。c1280からは浅い沢形で草ヤブ、低灌木、背の低い笹(ミヤコ笹?)の楽なmixヤブ漕ぎ、それでもここ数日の降雨のせいか、ドロドロズルズルである。1400を越えると鹿道を繋ぎ山頂直下西のコル手前からは登山道のように北側から巻くようにピークへと導かれた。山頂からは南西~東の視界がよい。左手奥から勝幌、妙敷、伏美、コルの奥に幌尻、ピパイロ。好物ベーコンエピを囓りながら、無人の初山を堪能した。紅葉にはまだ少し早いようだ。鹿道を急いで下るもc900で雨が降り出す。この下にはまだ標高差50mの滝の下降が控えている。迷うことなく、右岸尾根を登り、植生を頼りに出合まで降りた。c690からの小沢の登り帰し50mがやけにしんどかった。      Y澤

1 3 左から妙敷~伏美。右にトムラウシ山          ニタナイ川 4 6 水は多い                            c835二股。伏美北面沢(左)。トムラ南面沢(右) 7.5               11 南面沢出合の滑滝(20m)                  835二股を見下ろす 12 14 二段目3m                           四段目8m 15         16 c1040 最後の小滝4m                   c1110二股。右の涸沢をとる 20 21 山頂へは鹿道に導かれる                 三等三角点:富良牛 22 28 樹間に剣山                          伏美~ピパイロ 26 25 昨年辿った伏美岳北面直登沢がよく見えた       ピパイロ 30 31 妙敷~伏美                          勝幌(左)から西へ延びる稜線 34 スライド14 ここから50mの登り返しで登山道へ