2015.9.22 黒岳沢

2015.9.22  黒岳沢 メンバー:石井、富樫 タイム:0530黒岳ロープウェイ駐車場集合-0550黒岳登山口側駐車場発-0620最終砂防-0653c980地図滝記号2段10m滝-0720c1053地図滝記号二つ目(5m×8m×10m)左岸巻き-0738沢床-0754c1214(函連瀑50m)左岸巻き-1013c1295沢床-1047左手に10m滝-1140岩壁からの伏流水源頭-1230黒岳石室-1300黒岳山頂-1350リフト(乗車)-(ロープウェイ激混みで乗らず、歩いて下山)-1500登山口-1506車着 概要 今シーズン黒岳沢を2回計画したがボツとなり、漸く天気も快晴の中、遡行することが出来た。 砂防工事は現在も行われており、平成27年度完成物件が3基あった。上流には年代物の砂防も残っており、まだまだ工事は続くのか。 さて、沢は一跨ぎ出来る程度の水量が最後まで続き、水量に対する恐怖感は全く無かった。 C9802段10m滝、地図記号で最初の滝は左岸からルンゼを巻いて直ぐに沢床に降りる。C995mの滝は右岸を巻いた。C1053に地図記号二つ目の函滝(5m×8m×10m)はツルピカに磨かれて登れないので左岸を20分巻いて沢床に降りた。これを巻き終えると正面に黒岳北壁が現れた。 次のC1214の函連瀑50mは左岸のルンゼをフリーで登り(一箇所お助けロープ出した。)藪漕ぎに突入、大高巻きしなければ降りられなく、約2時間かかって30m懸垂×3回で沢床に降りた。(60mロープ1本しか持参していなかったが、2本あっても大高巻きとなる、又、右岸を登った記録もあるようだが分からなかった。) 沢床には雪渓が残っており大部分は氷化していた。もう今年は溶けそうに無い。崩壊しかけた雪渓の上を歩いて行くが、途中、崩壊した所は慎重に越えて行く。 左手に10mの垂直の滝が、この上部はスラブ状で黒岳北陵を登る際に通過する沢である。ここを過ぎると直ぐに雪渓のトンネルに、トンネルは危険で潜る気にはなれず、トンネル入り口の右岸にルートを求め、何とかフリーで登り雪渓の上に出た。 ここから大きな滝も無く、ガレ場を右往左往して高度を稼ぐと二股に、左股を行くと岩壁から伏流水が湧き出ており、これより上は涸れ沢だった。涸れ沢を詰めると旧キャンプ場?を抜け、黒岳石室のトイレ裏に出る。 後はピークを踏んでリフトとロープウェイで下山と思いきや、リフトには乗ったが、ロープウェイは紅葉シーズン真っ盛りで激混みで300mくらい並んでいたので、乗車は諦めて歩いて下山することにした。 黒岳沢は「山と谷」でグレード!!!だが、沢~頂上を目指した場合なのか、雪渓がもっと残った時期が難しいのか、今回のルートは簡単に感じた。 平成27年度完成砂防 DSCN4859

DSCN4864 滝記号二つ目の滝(5m×8m×10m) DSCN4868 c1214m函連瀑 DSCN4878 雪渓 DSCN4887 懸垂30m×3回 DSCN4895 DSCN4902 DSCN4903 DSCN4907 DSCN4908 トンネル入口から右岸をフリーで登る DSCN4910 DSCN4914 DSCN4915 DSCN4918 DSCN4921 DSCN4926 DSCN4935 DSCN4951 DSCN4954

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