2015.9.29 パンケヌーシ岳
メンバー L大城、他2名
コースタイム 6:20 登山口 10:35 ペンケヌーシ山頂 11:30 C1690西峰分岐 13:30 登山口
少しでも天気の良い所へと芽室方面に向う。
前から気になっていた芽室川からパンケヌーシ岳。
朝3時半に美瑛をでて6時に芽室小屋に到着。
天気は曇り、午後から晴れ予報に期待をふくらませ6:20出発!橋を渡り右岸沿いに進む。しばらくは河原歩きで6:35C670二股を左に向う。C800より滑っぽさ、小滝も出てくる。
7:35 C890二股で8mほどの滝が現れる。やっときたぁ!!とよろこんで右岸よりの滝から登る。
足は平気だが、手はかなり冷たい。そういえば大雪は雪が降る予報だったなぁと思い出す。その後も滑滝の連続。しかもかなり滑る。ラバーソールのS氏は苦戦している。フェルト隊は余裕で直登。
C1100二股は左C1250二股は右へいく。かなり水量が減ってガレ場になってきた。そしてまたもや右足に異変が。どうしよう、このC1250二股を左に行って登山道にでるか悩んだ。今回は夏道下山だし、この調子だとあと数時間で山頂だ。少しペース落として山頂を目指す。C1400あたりで雪が降ってきた。初雪だぁ!!と三人大喜び。天気悪いけど雪の方が嬉しい。思わず三脚だして記念撮影!!しかし晴れ予報はどこに??よくみたら芽室町は晴れていた。
徐々に谷間は狭くなり急登となる。
隙間のような岩の間を体を張って登っていく。岩がとても冷たい。手がおかしくなりそうだった。C1600あたりは落石が多く危険だ。残念ながら一度左膝にあたってしまう。かなり痛かったが、問題はなさそうだ。問題なのは右足でこの先の藪こぎが心配だったが、背丈の低い笹薮は登り易く、
C1700の稜線のハイマツ帯に出た。そして吹雪が待っていた。景色はもはや冬。なぜ沢装備??なのかわからなくなっていたがとりあえず、ハイマツ帯を進む。このハイマツはしっかり這っていて漕ぎやすかった。
15分ほどで山頂にたったが三人は拳を合わせた途端下山し始めた。こんなところで立ち止まると低体温になってしまう。C1690の西峰分岐まではしっかり道がついていてとても歩きやすかったが、私の足はやばい。一歩足をだすと痛みが。。。たまらずストックをだす。とりあえず風の当たらない場所まで。10:55 C1635でやっと休憩。防寒着を着込み、食べ物とあったかい飲み物を補給する。手はかじかんで感覚がない。20分ほど休んで分岐を目指す。休憩地からは分岐までは登りなので幾分か膝は楽だ。途中トラバースするが微妙な箇所もいくつかあった。11:30 C1690分岐に着く。いつも残雪期にしかきてないので初めて下る登山道だ。しっかり道がついていて下りやすいが、膝がゆうこときかない。また空身にしてもらって2時間かけて下山。途中晴れて山頂がみえたが登山道についたときは雨が降っていた。こんな天気でも沢を楽しめる仲間がいてとても嬉しかった。
右膝は治療が必要なことがわかったので、雪がふるまでに完治を目指したい。
記 大城