前トムラウシ山 2016.3.27

トムラウシ山(1649m) 2016.3.27(日) メンバー 芳澤,他 タイム 5:17 温泉P→5:35 ユウトムラウシ二ノ沢林道→6:16 取付→9:00 夏尾根c1390,シール脱 9:19→9:29 カムイサンケナイ川,シール 9:43→11:06 北コル,アイゼン 11:28→11:44 前トム 11:51→11:59 北コル,スキー 12:16→12:40 カムイサンケ→13:20 夏尾根 13:45→15:43 P

残り数山となった表大雪の未踏峰の一つ。前トムラウシ山を目指した。あわよくばトムラウシも…と思ってはみたが…。まだまだ冷え込む早朝、堅雪の林道を進む。こんもり雪の載った緑雲橋を渡りきるとすぐにユウトムラウシ二ノ沢林道へと左進する。40分ほど進み右岸尾根に渉る。沢は結構開いており、使ったSBも帰路は心許ない。作業道の痕跡を繋ぎ、1006を左から巻き上がると急登が始まる。c1200手前でカリカガリガリに堪らずクトー装着する。c1350で台地上の夏尾根に上がる。やがて左手にトム、右手に前トムが現れ、終始彼らを見ながら進む。c1390でシール・クトーをはずし、カムイサンケへと飛び込む。北斜面が幸いし、重いながらもパウダーと呼べる程度の雪を楽しむ。再びシール装着し、左岸斜面を登り返す。夏尾根を振り返ると昨年のコスマを思い出す。カムイサンケの中尾根を乗っ越し、右股沢沿いに高度を上げる。前トム前衛峰基部を西から北へと回り込む。トムと南尾根のポコ達の東面には広く、白い世界が広がる。北コルからはアイゼンを装着し、強風にたたかれながら一歩一歩進む。山頂でガッツPしてみるが、なにせ背景のトムがまだまだ高い。パンケトムラ(通称西沢)の広い源頭から立ち上がるトムは大きかった。12:00北コルへともどり、トムラへは向かわないと決定する。時間に余裕ができたので、夏尾根を下ってみることにする。最初の内はニペや石狩連山に向かって雄大に滑りおりる感じで良かったが、高度が落ちると登り返し、平坦、密度の濃い急斜面と続き、かなりやられる。やはり夏尾根は夏なのだろう。   Y澤

1 4 c1000から急登が始まる                  台地状の夏尾根から トムラ(右)、1898峰 2 3 トム(左)と前トム                        前トム 5 7 カムイサンケ右岸斜面                   カムイサンケ 函の上に降りる 8 9 カムイサンケ左岸斜面                   夏尾根を振り返る 10 11 カムイサンケ中尾根を乗っ越し、右股沢へ       トムラ南尾根の白くて広大な東面 12 15 前トム山頂 後方に十勝岳連峰              トムラは高く大きい 17 18 トムラを背景にゆったり下る                 カムイサンケ左岸 雪が重い 20 21 夏尾根を下る                         ニペに向かって 22 23 石狩連山に向かって                     中央にトム、右に前トム、左に1898峰 24  前トムlog 最後はドロドロ