2016.4.16-17 無意根山

2016.4.16-17 無意根山 メンバーL大城、双樹、他2名 コースタイム 16日 7:30 無意根登山口 (国道)10:50無意根小屋(荷物デポ1H) 13:40 無意根山山頂 15:40 小屋着C1 17日 8:30小屋発 9:10登山口着 天気があまりよくないので小屋で宴会をしようと双樹氏オススメの無意根小屋に向かった。仲間も加わりスキーヤー1名、テレマーカー3名で登山口に集合する。駐車場は1台だけ停まっていて、10台くらいまだ余裕で置けそうだ。札幌の雪のなさに多少はシートラも覚悟していたのだが、登山口からしっかり雪があって助かる。しばらくは林道をひたすら進む。 13015187_800594600046360_1069515481018481523_n 仲間と喋りながらだとあっという間と言いたいとこだが、春になっていることを甘く見ていた。恐ろしく暑く、ニット帽なんてかぶってられない。欲しいのはお湯より水だった、、、ひたすら雪を食べる。木陰で今日はかき氷だったと練乳を持参しなかったことが悔やまれる。1時間半で宝来小屋に到着。まだ雪に大部分が埋もれている。 13055303_800594570046363_5614719301900424346_n シールに雪がベタベタくっついたり、友人が靴擦れになったりもあったが、ゆったりまったり歩いていると無意根小屋に到着した。小屋は立派で素敵なペンション。 12994391_800594730046347_8865681267290116767_n 水も出てるし、ストーブもあるし、歴史を感じさせるレトロ感がたまらない。事前に宿泊予約をとっておいてあるので荷物をデポして無意根山に向う。斜面がきついので東に伸びた尾根にのって稜線を目指す。 13012630_800594790046341_1365079372111410636_n 稜線からは風が強くなってきた。山頂まではだらだらと歩くだけだけどなんともいえない神秘的な道だ。 13012624_800594836713003_4491435411061671653_n 右奥には羊蹄の麓が見える。無意根は快晴ではないけど視界良好だった。山頂はなかなかの強風。 12974498_800594830046337_6488000966662599234_n 滑り出しポイントまで戻るも雪庇が発達していてドロップポイントが決まらず、安全な肩から滑り出した。 12994385_800594916712995_4886651301295844377_n 少し降雪があってストップ雪かとおもっていたら、予想以上に走る雪。 13010710_800594963379657_9084779030042561514_n 4人が思い思いのシュプールを描けて大満足。 12985526_800595106712976_4257055110688535575_n もう一度登り返して今度は小屋に向かって滑り出す。この斜面が曲者で油断するとスキーをもってかれるなぁと滑っていたら仲間が転んで出血してしまった。みると頭部に傷が。。。出血が止まらなく、とりあえず応急手当をするためにスキーを脱いだら、慌てていたためか、自分のスキーを流してしまった。。。自分が情けなく悲しかった。スキーは途中でとまってくれたので仲間がとりに行ってくれた。ありがたい。 傷は深く、スキーがぶつかったかと思われる。血で目があけれないので持っていた三角巾とガーゼで止血し、拭くものをもっていなかったので傷以外の場所を雪できれいにした。体は問題なさそうなので急斜面をゆっくり降りた。負担の少ないゆるい斜面を選び、小屋に向う。そして小屋までのゆるい斜面が恐ろしいほど気持ちよく、 13015695_800595286712958_3865638664582034968_n 滑降も楽しんでしまった。小屋に着くと小屋番の北大スキー部OBの皆さんが山ほど待っていてびっくりしたもののお医者さんもいて麻痺がないかなどもみてくれて助かった。出血も止まっているので今晩は小屋で過ごし、明日の朝、下山することにした。 水で洗い流し、消毒液で消毒して、傷薬を塗布、大きい絆創膏で完璧。ゴム手袋が大いに役にたった。今回の件でまた装備の見直しをしなければと勉強にもなった。 12592374_800595333379620_5082939061628725320_n 今晩はスモークサーモンのマリネ、アイヌネギをのせた冷奴、かすべの一夜干し、ストーブで焼いたじゃがいものブルーチーズ添え、ポトフ、タンドリーチキン。宴会は最高で、北大山スキー部OBのかたとも交え盛況だった。 12994540_800595556712931_4723853135133656708_n 翌朝はまったり挽きたて珈琲の香りを楽しみながら豚汁、炊き込みご飯、フルーツと朝からまったりとさせていただき、のんびり下山。雨が降る予報だったので雨に当たらず下山できてよかった。