滝ノ沢岳 2016.7.31

ペンケモユーパロ川左股西面沢から滝ノ沢岳(1353m) 2016.7.31 メンバー 芳澤、他1 タイム 車止~ヒュッテまで20分 7:17 ヒュッテ前→7:42 750二股 (7:50→右股→8:09 880引返→8:35 750二股) 8:47→左股→10:54 1250岩壁基部→11:14 山頂 11:37→12:56 750二股 13:07→13:32 ヒュッテ

夕張側から夕張岳に登ったことはなく、桂沢湖から南へは走ったこともない…国道452号線をシューパロ湖沿いに南下すると幾つかの記念碑とトイレのあるPにつく。ここから湖岸へと降り、少しカーブした立派な白金橋で湖上を対岸へと渡る。ペンケモユーパロ川沿いに約14km進むと既にPは一杯のようで、手前の道路脇に駐車する。ここからヒュッテの立つ登山口まで約20分歩く。道路は抉れ、深い雨烈が走る。通行止めなのが頷ける。あとで聞いた話によるとここの道路の補修は自費だというから、さらに驚いた!! ヒュッテ前からそのまま入渓する。散見されるネット情報では涸れ沢とのことだが、たっぷりと流水はある。顕著な二股に出合うことなく、750で二股となる。『涸れた左股』と思いこんでいるので、ここを右にとった。880まで進むと方向がかなりおかしいことにやっと気づく。左岸尾根は夏道、右岸尾根は南稜ではないか!750まで戻るしかない。約1時間のロスのあと、白濁した左股へと進んだ。間もなく確かに涸れた。再び水流が復活すると2段8mだ(実際には、中間の緩い部分も含めて12-3mはありそうだが…)。下は右脇から登るも上は左から巻いた。とにかく水が冷たく、しかもヌルヌルだ。水はやがてチョロとなり涸れる。しばらく細いながらも濃い笹と闘い、開けると前方に岩壁が見える。ルンゼも2-3筋見えるが…急な草のザレに高度を上げ、基部に沿って左上する。1300を越えたあたりで西尾根にのり、あとは急な木登りを終えると狭い山頂に出た。 ガスに覆われた山頂部からは一切何も見えなかった。眼前に聳えるはずの前岳はどっちだ?!   Y澤

1 4 シューパロ湖にかかる白金橋               立て替えられた夕張岳ヒュッテ(赤) 5 6 間違えた750二股 8            9 小さな沢だが、水は多く、白濁               F 1段目 10 12 2段目                              西尾根直下 13 14 三等三角点『滝ノ沢』                     前岳&夕張岳を心で見つめる 15 16 F 2段目を下りの巻から             下山時、地元山岳会の方から貴重なお話を聞くことができた