メンバー 芳澤、林、丸子
2016.9.24(土) 長万部岳(972.6m) タイム 10:19 ゲート前P→11:49 鉱山跡 11:54→12:53 山頂→13:07 北の肩直下(c960) 13:53→14:55 鉱山跡 15:06→16:45 車
当初4日間(4山)で八雲方面まで含めた計画をしていたが、中日の悪天のためグッと凝縮して再計画。初日は移動にかかるので、短時間で登れる夏道の山。台風の傷跡がなまなましく、激しい倒木。歩き出して間もなく女性2人パーティーが通過できなかったと戻ってきた。しばらくは林道、作業道…5合目で旧鉱山跡、正面に目指す長万部岳を望むことができる。ここからやっと登山道らしくなる。9合目を過ぎると遠景がよく、一気に北の肩へ上がる。日本海と太平洋が同時に見渡せる。北海道の中でも一番細くくびれているところであり、25km程度しかない。山頂には立派な看板があるが、見通しは北の肩の方が良いようだ。しばしノンビリとし、下山開始。手作業で倒木処理をしながら下降する。登山よりもこちらで汗をかいた… 今宵の宿は二股ラヂウム温泉。オヤジ達の宴は疲れを知らない…
2016.9.25(日) 黒松内岳(740m) /黒松内川ぶな滝沢285左股~夏道下降 タイム 8:53 登山口P→9:32 c285二股 9:44→12:18 稜線c730→12:26 750最高点→12:36 山頂 13:02→14:01 登山口
南側の裾野の流れる黒松内川から同岳に向かって顕著な4本の沢がある。G本には、この4本の内、ぶな滝沢左股が一番エキサイティングとある。というわけでこの1本をチョイス。路上からは眼下に小滝が見える。これが沢名由来の『ぶな滝』のようだ。左岸上流から入渓し、すぐに越える。またすぐに『くの字』の滝。休む間もなく、次々と小滝が現れる。285を左に入ると間もなく、この沢最大の15mに出合う。右岸から巻き上がる、途中からすぐ上にももう一つあるのが見え、まとめて巻いた。その後も小滝は続き、いくつあったかわからない。530~40あたりで比較的大きなのを越える。さすが終わったかと思いきや、涸れた10m。やがてヤブ被り、トンネルとなるも巻かなければならない小壁がでてきたりする。視界が開けると岩場であり、その上が頂稜である。やさしい岩登りと若干のヤブで稜線にのる。まずは左の750最高点へ…引き返して740山頂に立つ。そこにはお久しぶりの知り合いパーティー… とても秋の沢とは思えない暑さにぬるいコーラが美味かった。山頂からの夏道下降は案外急で200m一気に下る。540平坦部から振り返ると標高の割には随分と貫禄のあるよい山である。あっという間に1時間で車。こんな時間から単独の若者が二人登っていった…次は重滝沢だな! 黒松内温泉ぶなの森で汗を流し、中山峠へと向かう。旅の締めくくりは、峠から夕陽と逆光の羊蹄山。
長万部岳 ゲート この右手前にPスペースがある 樹間から長万部岳 旧鉱山跡 良い展望台である 傾いたベンチと長万部岳 三等三角点『長万部岳』 立派な山頂標識 カニカン岳 黒松内岳 太平洋 大平山 丸山・二股山方面 右奥に昆布岳。左の雲の中に羊蹄山 ぶな滝沢左股~黒松内岳 路上からすぐにこの沢の由来の『ぶな滝』が見える くの字の滝 次々と小滝が続く 黒い岩盤が主体の沢床だ どんどん越えていく この沢最大の15m。左から巻いた 巻終えて見下ろすとゴルジュ 釜持ちもある 滑滝 ときおり粘土色のペロンとした岩盤が現れる 流れが細くなっても小滝は続く CSの滝 終盤の比較的大きな滝 涸れ滝 詰めの岩 750最高点から長万部岳 日本海(寿都) 暑い暑い 標高の割に存在感のある山容 旅の締めくくり。サンセット羊蹄