上忠別山 2016.10.2

北西面沢から上忠別山(1121.9m) 2016.10.2(日) メンバー 芳澤単独 タイム 9:15 P→9:21 右岸取付→9:30 入渓→10:03 南西面沢出合 10:15→11:41 山頂 12:04→13:06 本流→13:44 右岸尾根→13:55 P

台風被害で通行止めとなった道々213号天人峡線。羽衣トンネルの約500m手前に駐車スペースがある。そこからは柱状節理から崩落した岩が堆積しているのが見える。300mほどトンネル側へ歩き、右手の沢を覗き込むと小滝と奥に砂防ダムが見える。右岸尾根からまとめて巻き、砂防の上で降りる。こんな小さな谷間にも確実に台風の爪痕が残されている。荒れて岩だらけだ。両側から交互に崩壊した土砂・ガレ・倒木が交互に現れ、時間がかかる。ときおり現れる流れは滑であり、本来は綺麗だったのかもしれない。目指す南西面沢は、沢を登るというよりも土砂崩れ跡を登るといった方が近い。浮き石だらけのガレガレを詰めると、やがて~~カエデとシダ類の斜面が続く。少しだけ笹を漕ぐと平坦な西尾根にのる。黄色と赤の木々に導かれ、20~30m、根曲がりと闘うと狭い山頂に飛び出す。東側は崖地形でクワウンナイ川へと吸い込まれる。当麻岳~トムラウシまで一望できる。忠別川天人峡温泉から旭岳山頂までの縦の景観が印象的だ。表大雪の展望の山である。 帰路は北尾根を辿ってから北西へと下降した。こちらはそこそこのヤブだ。鹿道も見あたらない。    Y澤

車止め付近の忠別川            小滝と砂防 PA020003 PA020004PA020006 PA020007 PA020010 PA020011 洗掘と崩落                           南西面沢出合 PA020015 PA020048   PA020027 PA020034 PA020036     上忠別山log