GW山行 暑寒山群 2017.5/2~5/5

暑寒荘をベースに暑寒山群 大屋 他3名    2017.5/2~5/5 5/2中の沢岳、5/3北暑寒岳、5/4暑寒別岳、5/5浜益御殿~雄冬山 連休に入ると暑寒荘は一杯で入れないかもしれないと、1日早く暑寒荘での小屋泊と周辺でのスキー山行を計画した。結局、暑寒荘はそれ程混まないでゆっくり泊まれた。風は強かったが、4日間とも天気は良かった。 5/2 6旭川~8暑寒荘~9林道スタート~13中の沢岳13:30~16下山 地図では穏やかに尾根が続いて、初心者でも大丈夫そうな中の沢岳。取り付く予定の尾根はもう雪がない。かなり林道を行ってから沢筋の雪をつないでc650で広い尾根に出る。途中、振り返ると海には利尻が白く浮かんでいる。山頂に近くなると、西暑寒との沢に向けてスキーに良さそうな大斜面が見えるが、下までいけるのだろうか?尾根をたどって中の沢岳山頂へ、西暑寒側は切れ落ちていてちょっと緊張するところも。西暑寒、群別、奥徳富と展望は最高。上ったルートをそのまま一気に下る。途中で引き返した友人達が取ったアイヌネギやヤチブキは、暑寒荘での3泊の食事でも食べきれなかった。 5/3 8暑寒荘発~11北暑寒岳~14:30暑寒荘 朝、駐車場で林さん達縦走隊を見送り、強風予想の為ゆっくりと出発。未踏の北暑寒岳まで行った後、風のない沢筋で何本かスキーを楽しんで下山。 5/4 7暑寒荘発~12暑寒別岳~東斜面滑降~14箸別コース~箸別川に滑降~山の神ルート~17暑寒荘 下の方は風もなく快晴だったが、C1200辺りで強風。山頂はそれ程の風でもなく、大展望をゆっくり堪能する。東暑寒岳を目指していた友人が途中下山した為、東暑寒岳は次回にまわして東斜面に下りることにする。標高差500m、どこまで続くのだろうと延々滑ってようやく平坦な所に到達。他に滑ってくる人がいないのが信じられない。箸別ルートに上り返し、ノーマルルートの大斜面から箸別川に滑り込む。昨日遊んだ辺りで山の神ルートに上り返し、登山道沿いに暑寒荘に戻る。早くに下山した友人達は温泉で汗を流し、ウドやフキなどの山菜を取って山菜づくしの夕食を用意してくれていた。感謝感謝。夜は、山でよく出会う北見の方とスキー談義に楽しい時間を過ごす。疲れ果てたが、楽しい一日だった。 5/5 7暑寒荘~8:30幌からの林道発~11:30浜益御殿~13雄冬山~14浜益御殿~16下山~18.5旭川 沢が開いてしまって西暑寒岳は中止。幌からの林道はかなり奥まで車で入れるとの情報に、浜益御殿に変更。3日間どこからもよく見え、気になっていた雄冬山へも行けるかも。来た時はしっかり雪で埋まっていた暑寒荘への階段は、帰る時にはすっかり雪が解けていた。幌からの林道に入り、雪でスタックしている車が・・・何と札幌の山仲間だった。浜益岳に行くとのことで、途中まで一緒に行く。何とか雪をつないで尾根に取り付き、皆で浜益御殿まで登った後、私一人雄冬山まで。雄冬山へは海側からしか上った事がないので、浜益御殿からは初ルート。雄冬山への下りが意外にスキーが楽しい。が、100m下った分余分に上らないといけないのが辛い。雄冬山からも最後の大展望を楽しみ、沢に向けて滑った後、上りルートに合流して戻る。 結局シールを使わないで、ウロコ板のテレマークで軽快に春の暑寒を満喫させてもらいました。シーズン最後の感じだったが、何とかシートラすることもなくスキー山行でき、同行してくれた仲間達に感謝です。