於鬼頭岳 2018.2.4

於鬼頭岳(1176.3m)士別市朝日町/北見山地イワナ沢ルート メンバー 芳澤、出嶋、堤(晶)、加藤、大屋 タイム 8:09 車→9:08 625二股中尾根取付 9:17→11:33 山頂、滑降準備 12:02→(北面滑降)→12:15 970往路復帰→12:24 ・931東コル→(北面滑降)→・931北尾根→(北西面沢)→12:41 625二股→13:02 車 /登り3:24 総行動時間4:53

6年強前に南西面沢から極めて太くて濃い根曲がりを漕いで山頂に立った。そのときの羆の恐怖は今も忘れない。晴れた日の職場の窓からは白い三角が二つよく見える。冬に訪れたいと思いつつ随分と月日がたった。 あいにくの天気予報だが、歩き出しは曇ってはいるものの風もなく穏やか。 林道を地形図通り最後まで詰め、二つ目の中尾根に取りつく。・931ポコを忠実にアップダウンしするとやがて雪庇も発達し、うねりが強くなってくる。980で左下を覗くと雪庇下の斜面は案外緩い。迷わず下に降り、北西尾根の東側北斜面を登る。1130あたりで上方に岩稜が聳え、スキーでの通過は難しく、東側へトラバースする。崩壊したウィンドスラブが怖い。一人ずつ慎重に通過する。北西尾根から東側にせり出した雪庇はそのまま東西方向の頂稜から北側にせりだす雪庇へと続き、乗りあがれない。東端になんとかなりそうな弱点を見つける。低いが硬い。何度か失敗し上に上がると強風が吹き荒れていた。強烈な地吹雪で天塩岳を望むことはできなかったが、よい山だった。 Y澤