丹鳴川から丹鳴岳 2018.7.21

丹鳴川から丹鳴岳 (1039.5m) /三等三角点『丹鳴岳』 2018.7.21(土) 芳澤、林、丸子 タイム 7:19 道道78号ゲート→7:37 入渓(右岸)→8:49 385 9:03→9:15 410右→10:05 535左→10:23 630、10mF→10:48 750左 11:09→11:38 850水源・クワ→11:55 890、ヤブ突破→12:33 頂上台地 (12:33 三角点通過→12:35 頂標下広場 12:55→12:57 三角点) 12:57 下山開始→13:07 1000 13:27→13:49 880から下降→14:44 630、F(ロープ) 15:00→16:35 350右岸枝沢 16:46→17:31 道道出合 17:37→17:55 ゲート /登り5:14(含む休憩0:50) 下り4:58(含む休憩・ロープワ-ク 0:59)

国道276号線から道道78号線へと右折し,美笛キャンプ場への誘導路を右に分けるとまもなく通行止めゲートとなる.ここから倒木が散見される土の道道を歩くと丹鳴川に架かる橋に当たる。橋手前上流側(左)に沢へ下りる踏み跡があり、ピンテが下がっている。入渓点は小石が堆積した平坦な川だ。200m強直線的に進むと右に大きく向きを変える。このあたりからナメ床がはじまり、軽くヘツル。全行程を通じて緑系の岩盤のため、とても綺麗なナメが断続する。355で川床にポッカリ緑の穴。410を右にとるとミニゴルジュ。わずかな距離だが赤茶系の岩盤となる。525二股手前から、沢は大荒れとなり、これを右、次の535を左へと入る。630でこの沢唯一の10m斜滝。この滝の手前まで荒れた状態が続く。これを直登。なにせこの沢はまったく滑らない。ラバーでもフェルトでもOK。このあともナメはしばらく続き、740でオレンヂ色の樋状の小滝をクリアすると長かったナメ歩きも間もなく終わる。750を左に入ったあたりからヤブ被りとなる。800右。850で水源となる。パイプが差し込んであり、おいしい水が飲める。出が悪いので差しなおしたらOK!噂の謎の鍬もあった!それを過ぎると一層ヤブは濃くなり、南尾根上890で抜け出すまでは不明瞭な部分も多い。その後も940で再度ヤブに突入し、最後は尾根の東側をトラバースしていく。いつの間にやらすっかりガスに覆われ、山頂からは何も…支笏湖さえ…見えなかった。大きな樺の木の上方に山頂標識が釣り下げられていたのが印象的であった。南尾根上1000付近でヤブから解放され、見通しの良いところがある。とは言え、あいにくの天候ではあったのだが…そこまで下がって腹ごしらえとした。 曇天でもこんなに綺麗だったのだから…青空なら、どんなにか…難しいところはまったくなく、それなりにいろいろな要素もある。初心者にはもってこいの沢だと思われた。紅葉時期にナメの終了点までなら最高かも!  (Y澤)

丹鳴橋の上から、上流側直下の釜