布部川本流から原始ケ原 2018.8.4

布部川本流から原始ケ原 2018.8.4(土) 芳澤、大屋、菅原、牛久保、近藤、矢野、加藤 タイム 6:54 登山口→6:59 入渓→7:38 不動の滝→7:59 870休憩 8:07→8:27 二段の滝→8:48 蒼天の滝→9:22 935休憩 9:32→10:03 赤岩の滝→左岸高巻→10:22 落口→11:06 本流1040、休憩 11:20→11:34 1065夏道出合→12:26 五ノ沢出合→13:02 松浦武四郎の碑 13:24→13:26 富良野岳登り口→13:38 三ノ沢出合→13:58 二ノ沢出合→14:26 登山口 /総行動時間7:30

当日入渓してすぐに驚かされた。先週の沢研修と対称的で、熊の沢が女性的なら、布部川は超男性的だ。沢の中の岩がやたらとデカく、結構な水量が力強く音をたてて流れている。芳澤さんもおっしゃっていたが、日高の沢の奥の様で、ヌビナイ川左股のイメージである。興奮ものである!。 緑色に見える不思議な沢水に足を浸しながら、次々現れる滝がつぎつぎと変化し、岩盤が変わり沢の色がいっぺんに変化するのも楽しい体験であった。そして、最後に高層湿原を歩くことになろうとは。これも初めての経験で正に天国と言ってよいだろう。 様々な初体験を素敵なメンバーで出来たことに感謝。(菅原) 本日の布部川遡行は最高でした、目の前に現れた滝の個性的な様相は私の一生の思い出になります、なかでも緑濃いフカフカの苔の岩場に立ち目の前はほとばしる滝、滝の裏側に立てた私は夢見心地でした、久し振りのそれも今季初の沢歩き、帰路の藪漕ぎもなんとかクリアでき、湿地帯では朱鷺草も見られて、ここまでこなければ見られない富良野岳のどっしりとした存在感は圧巻でした、この計画を立てて下さった芳澤CL、SL、一緒に歩いて頂いた皆様ありがとうございました、浅瀬の不思議な色合いの石、滑歩きもできて、心地よかった水音、キラキラと水面に映って揺れていた木の葉たち、この何とも言えない幸福感はしばらく続きそうです。(矢野) 始めていく沢は楽しい。富良野の原始ヶ原の布部川の滝巡りの沢は晴天が続いているのにもかかわらず水量が多く驚いた。豪雨の時の雨を山はまだたっぷりとためているのかもしれない。左岸をまいて行き止まりの赤岩の滝の上に出たら 美しい滑滝 だった。沢は楽しいなあと思う時だ。 富良野山岳会が建立したという松浦武四郎の木柱から望む夏の富良野岳は美しく 、150年前1040メートルにある高層湿原を通過したのはアイヌの人の案内があったとはいえ冒険に満ちた山行だったと思う。この夏 、また何処かの沢に行ってみたい。そんな気持ちになった。(近藤) 想像していたよりもずっとワイルドな沢だった。序盤は大岩と豊富な水量と深さになかなか進めなかった。名の付いた3つの滝はどれもすばらしかったが、やはり最後の赤岩の滝はラスボスに相応しかった。その名が示すとおりである。しかしながら、落口に巻き上がるとそこにはピンクのすばらしいナメが待っていた。夢見心地! (Y澤)

序盤 不動の滝 二段の滝 蒼天の滝 赤岩の滝 赤岩の滝の左岸高巻                                               赤岩の滝の上   原始ケ原