上ホロ 正面壁 チムニールート 2018.11.30-12.1

メンバー 宇野(吉)、他1 11/30 18:30 駐車場 19:10 安政火口C1 12/1 6:30 C1 7:30 取付尾根取付き 8:40 正面壁取付き 9:00 チムニールート取付き 12:30 頂上 14:45 C1 15:30 C1発 16:10 駐車場 先週に引き続き上ホロ。先週とは打って変わって冬景色。雪もかなり増えている。 今回は安政火口に前泊した。やはり、山中テント泊は最高だ!翌日の天気は芳しくないが、悪ければ化物岩、大丈夫そうなら正面壁へ行くここととする。朝は思いのほか視界もあり、風も穏やか。悪くなる前に正面壁へ。急に降ったせいか、沢の下り口からは腰ラッセルで先が思いやられる。正面壁直前のナイフリッジでは胸ラッセルで気が抜けない。取付きでは風も少々出てきてい上ホロらしくなってきた。気温が高いのがまだ救いである。相方は初めての正面壁だが、問題なくビバ上ホロで頂上へ。飛ばされそうになりながら下降ルンゼに吸い込まれたが、下からの吹き上げで目が開かず、しばらくクライムダウンで下降。下に行くとなんと胸上ラッセルで、全く抵抗なく沈んでいく。この降雪では多すぎて雪崩も起きないだろう。あまりにも進まないので、登り返して取付尾根に乗り、取付きまで戻った。ここまで下りても雪と風は収まらず、朝のトレースも見事に消えており、ほとんど視界がない。安政火口ではこんな中訓練をやっていた。時間があれば化物もと思っていたが、時間も時間になり、かなりの荒れ模様になってきてテントで一服して下山することに。大勢のトレースが高速道路になっており助かった。途中、各会の一大テント村が出現しており驚く。駐車場ももう停められない程の大盛況ぶりでシーズンインを実感した。