樺戸山塊縦走2014-9-23
メンバー 皆木 林
コースタイム 7:20新十津川登山口(ゲートC370m)→7:40登山道と交差(C464m)→8:30~40(C700m)→9:20~25稜線(分岐C945m)→9:27一番川コース合流→9:45~55ピンネシリ(P1,100m)→10:12~22稜線(分岐C945m)→10:30~35待根山(P1,002m)→11:00~05P875m(地形図ではP878m)→12:30~47砂金沢川源頭(C720m)→12:35~40一番川コース合流(C905m)→12:55~13:10隈根尻山(P971m)→14:00~05コル(C850m)→14:47~15:00樺戸山(P890m)→16:40浦臼山(P718m)→17:00(尾根からの分岐C680m)→17:25浦臼登山口 旭川―札幌間を往来する時、田園風景の奥に嫌でも目にする山域が樺戸山塊。その姿は新緑の春から真っ白な冬と四季を通じ見行ってしまうほどの存在感で、波打つ稜線に目を奪われてしまう。そんな山塊に「稜線から空知の田園風景はどう見えるのだろう」と心の隅に残っていました。思いを同じくする皆木さんと今回縦走してみました。 コースは新十津川から浦臼へ、山で言えばピンネシリ―待根山―隈根尻山―樺戸山―浦臼山を繋ぐものです。新十津川登山口はガイドブックよりさらに2,6km奥まで入れ50分程短縮できます。登山道は新十津川からピンネシリまでは整備され、縦走路は下草が伸びてはいるもののハッキリしていますが笹の回廊です。また、ピンネシリ―神居尻山と隈根尻山―樺戸山間は廃道となっています。 この山塊は土砂流出防止に丸太を横に置く工法が多くみられますが草や笹に覆われている部分も有り滑り易くなっています。樺戸山からはコースがハッキリしていると思っていましたがほとんど草刈りがされておらず足元が見えない状態でした。ここは札的沢遡行の下山に利用されていますが、注意が必要で整備が望まれるところです。計画時に課題だった隈根尻山―樺戸山間の藪漕ぎですが2m程の笹漕ぎで注意すれば山道らしきものがわかる程度です。 縦走路からは「空知の田園風景を眺めながら」とは行きませんでしたが藪の切れ間から黄金色の田園と銀色に光る石狩川が印象的でした。春先だと笹も幾分寝ていて眺めが良いかもしれません。標高が低いためか紅葉はそれ程進んでいませんでした。(記 ハヤシ) 1新十津川登山口 2稜線の分岐 3分岐点からピンネシリ 4ピンネシリ頂上 5ピンネシリより隈根尻山 6神居尻山への縦走は禁止 7待根山頂上 8P878m峰 9階段状の丸太は藪に隠れ気味 10縦走路は笹の回廊 11一番川合流点 12隈根尻山頂上 13樺戸山へは藪漕ぎ 14樺戸山頂上 15樺戸山からの下りも藪漕ぎ 16浦臼山頂上 17浦臼山中腹の反射板