2014.11.23(日) 東大雪・屏風山(1291m) メンバー 芳澤、大屋、渡邉(あ)、大城・他2 タイム 9:07 ウペペサンケ糠平登山口、P→9:40 取付(小沢入渓)→10:35 岩壁基部 10:57 11:15 南西コル 11:23→11:40 山頂 12:15→13:13 林道出合→13:38 登山口P /登り2:30 下り1:23
この山はウペペサンケの東に位置し、南西の1286m峰とともに双耳峰を形成しており夏道はない。 ウペペ登山口へと林道を進むと右手の糠平川の谷を挟んで、懐に柱状節理の大岩壁を持つ山が 目指す屏風山本峰である。 登山口Pを出発し、林道を北へとたどると約30分で目的の小沢に達する。いきなり笹被りの沢筋に 早くも息が上がる。小尾根、小沢が入り組み判然としない地形に進路を修正しながらコルを目指す。 1時間も登らぬうちに樹間に白い岩壁が垣間見れるようになり、吸い込まれるように基部へと向かう。 崩壊した柱状節理の大崩れで休憩すると、前には温泉山、振り返ると見上げる大岩壁の高さ50mも あろうか…落石に注意しながらも、ときおり響くナキウサギの啼き声に心を奪われる。 すかっ晴れの十勝の空に白いカバが美しく、まもなく南西コルへと飛び出すと糠平富士が白く輝く。 ここからが核心。急登に喘ぎ、木に捕まってグングン高度を上げる。わずか10数分で大展望が広がる。 薄く狭い山頂に1列に並び、至福のときを過ごす。ウペペ側は樹木が邪魔をし、スッキリとはいかないが、 糠平湖、然別湖山群などなど十分に堪能することができた。 Y澤
三国峠からのニペソツ山塊 東大雪自然Gセンター前から、ウペペの手前に屏風山(右が本峰)
林道から右手に屏風山 林道を歩き始めて間もなくのビューポイント
笹被りの小沢から取りついていく 全体にはヤブは薄く、歩きやすい
コルまでくるとウペペ(糠平富士)がのぞく コルからが核心
樹木を頼りによじ登る 山頂からの糠平富士
糠平湖 薄くて狭い山頂部。1列に並んでランチタイム
車まで林道をトボトボ 帰路の林道、ヘアピンを回り込むと再び正面に
右に本峰、左に1286m峰 帰路の三国峠から、クマネシリ山塊