H26.12.14 雌阿寒山群・南岳(1238m) 芳澤、他2名 タイム 7:48 公共駐車場→8:42 オンネトー登山口→11:47 c1100南岳取付→ 12:09 山頂→ 12:26 c1100 12:43→14:56 登山口→16:02 駐車場 /登り4:21 下り3:36
北見での仕事のついでに道東の山を計画した。 雌阿寒山群は8つの火山と剣ケ峰を加えて、9山からなる。南岳はそのうちの一つであり、阿寒富 士の東に位置する。 ルートは雌阿寒岳と阿寒富士のコルを越えて一旦下ってから取り付く。 現地はよく晴れ渡っていたが、山頂部は雲に覆われ、風も強そうだ。気温は-16℃。公共駐車場脇 にはゲートがあり、3日前に冬季通行止めとなったばかり。やむをえず、オンネトーまでの5kmの車 道を歩くことから始まった。途中、凍結した湖上を横断したりして単調さを紛らす。 凍った登山道はよく滑り、木の根は特に注意だ。森林限界を超えると這松のトンネル。ひどいところ は四つ這いで進む。火山性の裸地に出ると風がとても強く、雪もチラつく。コルから南東へと一旦下り、 登り返す。このころから風は一段と強くなり、15m/s程度あったのではないか?! 風上に背を向け、 もたれるように立つ。写真だけとり、3分ほどの滞在で足早に取り付きまで下った。やっと昼食! 帰りの車道からは徐々に赤くなる雌阿寒や富士が美しく、ときおり振り返りながら、駐車場へと向かう。 それにしてもこの道路は、帰路は登りが続き、堪えた。ちょうど16時ころ、なんとか明るいうちに車に ついた。あと片づけをしていると間もなく、暗くなった。 もうすぐ冬至だ。 Y澤
冬季通行止めの道路をオンネトーまで歩く。 結氷したオンネトーと雲に覆われた雌阿寒岳
コル付近から阿寒富士を背景に 雌阿寒岳を背景に
ラクダのような南岳(本峰は右) 遠くに太平洋。頭上には波打つ雲。
あまり見ることのない阿寒富士東面 山頂部。左に阿寒富士、真後ろに雌阿寒