三頭山 2015.2.3

三頭山(1009.2m) / 天塩山地 2015.2.3 メンバー 芳澤単独 タイム 7:04 道の駅→8:22 一線川c310右股c370、左岸尾根取付 8:31→9:43 c730、Sアイゼン9:54→ 10:06 反射板(c800)→10:56 三頭山 11:19→12:02 c655→13:06 道の駅

真っ暗な江丹別を通り抜け、峠に上がる。下りだすとうっすらと山のシルエットが浮かぶ。平野部におりると久 しぶりに-20℃を下回っていた。国道275号を北上すると左手前方に青白く、三頭山が見えてくる。道の駅で準備していると10本の指が全部痛い。 風もないのに、バラクラバをスッポリ被り、アウターも着こんで国道歩きからスタートした。わずかに戻って一線川右岸林道に入ると随分と人が入っているようで、しっかりしたトレースが林道奥へと伸びる。登山道入り口をスルーし、c565で夏尾根に当てるように北から取り付く予定であったが、トレースに沿って進んでみることにする。どうやら山頂から滑りこんだ帰路のようだ。直登沢c370でこれから離れ、右岸尾根に取り付く。その後、大小3本ほど尾根を乗り換えながら南西に高度を上げ、c622標高点を通過して、反射板(c800)下で夏尾根へと上がった。途中c730で尾根は斜面へと吸収され、グッと角度も増し、硬くなる。ここからはスキーアイゼンを使った。c850~900は疎林で白く硬い急斜面で緊張感のあるジグを繰り返した。今日の核心であった。これを過ぎると真っ青な空にモンスターズが並ぶ。山頂からは日本海を望むことができた。海岸線から天塩山地に至るまで延々と山・山…であるが、高いものは見当たらない。この壁に風はぶち当たり、雪を降らせるのだな~と、どこかで見た冬の天気の解説図を思い出す。下から見た白い斜面にパウダーなどなく、とにかく硬い。緊張のスキー滑降が続いたが、下部樹林帯でわずかに楽しめた。                       Y澤

P2030001 P2030016 青白く三頭山が浮かぶ                   最初に取り付いた尾根から P2030019 P2030023 沢への下降TRVから三頭山がよく見えた        二つ目に取り付いた尾根 P2030027 P2030029 c612を経る尾根は斜面に吸収されていく        反射板下で夏尾根にのる P2030031 P2030037 c870付近から振り返る                   モンスターズ P2030038 P2030039 頂上台地、左奥に山頂、右手前に二の頭        二の頭から山頂 P2030047 P2030045 山頂と北へ伸びる稜線                   遠く日本海。中央は小平蘂山かな? P2030052 P2030057 右奥に留萌ポロシリ、遠くに暑寒山群          夏尾根の下降から天塩山地 P2030061 三頭山概念図 下部の森林帯で少しだけ重粉               本日のログ(登り:赤)