斜里岳 2015.2/11-12

2015.2.11~12 斜里岳 メンバー 大城 他1名 コースタイム 11日 11:00 豊里除雪最終地点CO178 12:35 渡渉CO372 13:50北西尾根にのる CO587 15:10 C1着 CO880 12日 6:30 C1発 7:30 CO1220にてスキーデポ 9:10 ワイヤーのついた岩 CO1440 9:50 斜里岳山頂 11:00山頂出発 12:40 CO1220 スキー装着滑降 13:00 C1着 テント回収、休憩 13:45 C1発 玉石沢へ滑降 14:00 CO587 トレースと合流 14:40 CO178着

遠いのでなかなか行けなかった斜里、ようやく行く機会を得た。天気もよく風も弱い。 目の前には斜里岳がそびえている。ワクワクしながら重いザックを背負い林道を進む。 前日まで多忙なスケジュールのせいか最初から疲れが。。。帰りを楽に滑ってきたいので コンパスをきって最短距離で北西尾根に向かう。理想的なスノーブリッジを見つけスムーズに渡渉。何度か林道を横断し玉石沢も雪で覆われているため問題なく北西尾根にのる。 あとはテン場探しをしながら尾根を上がる。C800あたりから徐々に疎林になる。天候がよいのでなるべく標高をあげたいが、風の影響を考慮するとC880。ここがベストと判断し、テントを設営。ぎりぎり斜里がみえる素晴らしいロケーション。16:30から宴会開始 本日はもつ鍋、ブルーチーズをつまみながらおいしいお酒をいただく。 睡眠不足のため19:00就寝。早く起きれたらご来光を見ようと企むも4:30に起床。 予定より30分遅く起きてしまったため出発は6:30になった。 斜里は大きな壁をもって待っていました。カミホロに近い雰囲気、ドキドキしてしまう。スキーでC1220まで歩きダケカンバにスキーをデポし進む。雪は乾いており全くアイゼンには雪がつかない。C1440までは踏み抜き地獄。登っても登っても雪は砂漠の砂のような状態で登れない。木をつかみながらなんとか這い上がる。間違えそうなところにはルート旗をおいていく、空はどんどん青くなり斜里岳が迫ってくる。 狭い尾根をあがっていくとジャンプしないと下に降りれない場所にでた。確かここにワイヤーがあるはずと雪を砕くとワイヤーが現れる。ワイヤーにセルフをとり無事渡りきる。 ワイヤーさえしっかりつかめていればセルフをとる必要もなさそうだった。ここのために一応ロープを持参したが、問題はなかった。 最後の山頂直登。まるで壁にしかみえなかったが、近づいてみるとルートはある。 なれないアイゼン歩行に時間はかかったが9:50山頂着。快晴でなぜか途中まであった風すらない。真っ白な雪をまとった海別岳。美しい山並みの南斜里。 おかげで写真撮影に時間がかかりあっという間に1時間もたってしまった。さすがに体も冷えてきたので下山する。滑落しないよう慎重に降りる。あまりにも天気がいいので景色を堪能しながら降りたのでだいぶ時間がかかった。スキーを装着しテン場までまっしぐら。クラストしてるものの滑りには問題がなかった。テン場は無風で回収してからのんびりと外ごはん。知床連峰もオホーツクの流氷もみえる。そして斜里、贅沢すぎるロケーション。 次回は星と斜里をとりたいので北尾根からあがりたいなぁとおもったが、なんせ北尾根は完全なアルパイン。もっと修行しないと行けない。 北西尾根上は結構クラストしており足が疲れそうなのでテン場からまっすぐ玉石沢へ滑降。雪の状態もよく沢底からみる斜里は違った美しさだった。 そのまま沢沿いに滑りC587のトレースと合流。その後はトレースをつかい無事下山。 素晴らしい旅でした。                     記  大城

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