【月例山行】日高山脈 2021.4.3~4

4月月例山行 十勝幌尻岳(雪洞泊)
 
メンバー: CL S藤(ay)、SL S原、H千、T村、C葉、他1
ルート :幌後橋~オプリネップ林道経由~十勝幌尻岳
 
一泊で行ける日高入門編として企画しました。
残念ながら天気に恵まれませんでしたが、悪いコンディションを経験したことで、各自装備の見直しになる良い機会になったと思います。
CL以外が強く雪洞泊を希望したので、渋々雪洞泊にしましたが、C1予定地に着いてスコップを一突きしたときの、メンバー一同の「ヤバイ」という顔は面白かったです。
雪洞泊大好きのS原さん曰く、“過去一番固い雪”だそうで、完成に3時間もかかり、春山の雪洞泊の難しさも身をもって知ることができました。
逆にあの固さでも6人が寝れる雪洞が掘れたので、次からは雪洞堀がラクに感じると思います。
畏れてなお神々のもと、日高全山縦走を目指して、たくさん日高に向かいましょう。(CL:S藤ay)
 
4月3日(土)
幌後橋 9:10 ー 600m 10:00 ー CO1,224m 12:10 ー CO1,550m 13:40 C1設営ー16:40雪洞完成
 
今回、初めての日高山脈スノーシューでの山行で、楽しみと不安を抱えながら、参加しました。
前日の帯広は、だいぶ暖かかったですが、当日は平年並みの寒さなのでしょうか。雨は降らず。
戸蔦別川に架かる幌後橋の脇にあるオピリネップ林道から、スノーシューを使用するにあたり、みなさんにアドバイスをもらい、登り始めました。
普段はアイゼンやわかんを使うことが多いのですが、スノーシューは荷物として嵩張りますが浮力はなかなかで快適です。
今回は、雪洞泊ということでまた6人分の雪洞を3時間掛けて、作成。雪層も氷板、しまり雪でしょうか、時間を要しましたが、素晴らしい雪洞が完成しました。
 
4月4日(日)
C1 1,550m 6:10 ー 十勝幌尻岳山頂 7:45 ー C1撤収 ー 登山口 11:25
 
夜から降る雨は出発時も続くも、出発。途中から雪になり、風も強まりました。スノーシューのトラバースには、恐怖心が隠しきれませんでしたが、無事に山頂に到着することができました。
下山時の光景は夜の雨風の影響でしょうか、違うものでした。
今回は、長大な日高山脈を眺めることはできませんでしたが、この時期の気象を知ることができ、またスノーシューや雪洞を学べ、良い経験となりました。
また日高を楽しみに来たいと思います。みなさん、ありがとうございました。(記録:C葉)

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