天気 晴れ 雷注意報あり
メンバー K藤、H、A山、Y野、P、S田
コースタイム 登山口5:20 見晴台7:05 鶯谷8:00 半面山9:22 雲峰山10:32 頂上11:29
下山開始12:05 雲峰山12:45 半面山13:24 鶯谷14:09 見晴台14:44 登山口15:55
夕張山地の最高峰の芦別岳を旭川山岳会では毎年5月の第4週に春山研修で登っていた。ユーフレ小屋を通り、本谷をつめたり、バリエーションルートを登っていた。芦別岳がはじめてという3名を含み、初夏の芦別岳新道往復コースを計画した。札幌からきたHさんと時間より早く合流し、5時20分登山開始。樹林帯の中をゆっくりすすみ半面山へ到着。樹林の間から夫婦岩など芦別らしい岩稜や遠い富良野西岳が顔だすたび、大きな山にいることを実感。
汗ばみ、少々登りがきつく感じはじめていたけど、半面山を過ぎると展望が開け木々の合間から芦別岳の頂きを見ることができテンションがあがってくる。芦別はこの時期花が多い、樹林帯ではピンクのウツギの美しさに歓声をあげた。半面山より上ではミヤマキンバイ、ウサギギク、コバイケイソウ、エゾルリソウ、フギレキスミレに出会った。みんなに見せてあげたいツクモグサはこの時期はもう終わっているようだ。雲峰山の頂きに登ると目指す芦別岳の山頂へ向かうジグザクの尾根道が見えた。初夏の緑の芦別岳は美しい。足がつって一時辛そうだったメンバーも回復し元気。雲峰山から頂上への岩混じりの急斜面には雪渓が残っていたが、登山道はすっかり雪が溶けていた。
急斜面を登り頂上に着いたら360度パノラマの絶景。多くの登山客で賑わっていた。若者が多かった。1稜の頂きで記念写真を撮ったり、本谷を覗き込んだり、夕張岳、富良野西岳、布部岳方面の山の説明を聞いたり、ゆっくり頂上を楽しんだ。
下りはサブリーダーのHさんがぐいぐいとひっぱってスピードを上げて全員無事に下山。みんなでワイワイ登るのが楽しい登山だった。鶯より若者よりおしゃべりなメンバーの笑い声が響きわたった登山だった。
(記:K藤)