2022.4.15-16 利尻山アフトロマナイ沢

K原、他2

Day1
 朝1のフェリーで島に入り、野営場まで歩く予定だったが民宿マルゼンのお母さんに拾ってもらい車で登山口へ。ありがたい。
 登山口には自分たち以外にもガイドツアーのパーティーと2人のスキーヤー。天気は快晴だが暑すぎず登りやすい。リッチは使わず長官山に直登する沢を使って登る。上部はアイゼン、アックスが必要。Rが遅れてしまったのでリッチで写真を撮ったり味噌汁を作ったりまったり過ごす。
 15時過ぎには小屋に到着して美深の友達の差し入れのビールを開ける。小屋から見るサンセットは最高だった。明日の滑走のために大量の食料を食べて、寝る。

Day2
 3時に起床。朝飯を食べてパッキング。サンライズを撮影して山頂に向け出発。
Rは登りに不安なため北陵側に落とすため、小屋で二度寝。我々も5時30分には登り始める。風も弱く雲一つない快晴。東面の雪が緩む事を期待してゆっくり目に登る。
7時に北陵ピーク。ドロップポイントまで移動。ここのトラバースが意外と悪くダブルアックスがあったら良いと思った。
 ドロップポイントから見た斜面は海まで繋がっていて興奮した。斜面は硬いが滑れないほどではない感じ。8時30分まで待ってドロップ。いつも攻め攻めのgも抑え気味で滑っていたので緊張感が高まる。
 崖をスキーヤーズレフト側から巻いた所から雪は良いらしくgはいい声を出しながら滑っていた。gがセーフティまで降りたのを確認して、ドロップ。崖を巻く所までまともに滑れず、巻いた直後は雪は緩みターンできた。最大45~50度くらいだそうです。

 

gとリグループした後の下部も落石が多く気を抜けない。標高を下げるにつれて沢が広くなり落石もなくなる。途中に林道との合流点がありそこから沢を出て林道へ。
林道の最後の最後で雪がなくなりスキーを脱ぐ。
 旭浜まで歩き、浜でgerard が隠し持っていた電気ブランを斜面を見ながら飲む。
のんびりしていたらバスを逃し、ヒッチハイクでフェリーターミナルへ。Rと合流して、利尻の居酒屋へ。最高だった。

Day3
 天気が悪く、朝一のフェリーで稚内へ。駅前のたから屋で締めラーメンを食べて、トリップが終わった。2年前に利尻を登った時からの目標であった利尻の山頂からのライン。北海道に移住して良かった。
 斜度も雪も自分のレベルを超えていたのでもっとうまくならなければならない。

多分、アフトロマナイのどこかで車の鍵を落としてしまった。痛い出費だけど死ななかったので良なった。スペアキーも持ってきくれた友人には感謝しない。