層雲峡 電気の沢 2022.9.10

メンバー:I井、P、K玉
コースタイム:730銀河トンネル入口横の駐車場集合
       0805F1着 → 1015チョックストーン → 1210駐車場着

 この日の天気は、晴れ。8月に行く事が出来なかった電気の沢へ、苔に覆われた美渓に大興奮!!
 私は今年4回目の北海道の沢であり、駐車場横の銀河の滝を眺めつつ朝食を摂り、I井さん、Pさんが到着するまでにスタート地点の堰堤を地図で確認していた。
 沢の右岸の林道を辿り入渓となった。最初は、大きな岩がある巨岩帯を難なく通過し、10mのF1滝に到着。I井さんがロープをダブルにして滝を登攀する。後続はPさん、私と続けて登った。滝の左岸をトラバースしながらバイルを使い通過したが、ホールドは掴むと崩れやすい。滝の出口に残置スリングがあった。

F1を登るPさん



 

バイルでヘツるK玉さん

バイルでヘツるPさん

その後、滝が二つ出てくるが、トラロープが下がっている岩はI井さんのビレイで超えることができた。私も直ぐにロープを出せるようにチェストコイルにしたが、ほぼ使う場面がなかった。
 谷が次第に狭くなりゴルジュが始まる。苔が生えており、上を見上げると空とのコントラストが素晴らしい景観でした。ゴルジュ内は、ヘツリが出来る所はバイルを使って進むのが面白い。連続する小滝は、以外と釜が浅く足が付く滝が多い。泳げる箇所もあり突っ張りを多用し、終始ゴルジュ帯は楽しい箇所が続き、I井さんの沢バイル指導のもと有意義な山行となった。
 ゴルジュ内は、壁の崩壊で核心(チョックストーン)が簡単に登れたり、残置ハーケンも前より無いとI井さんは話していた。次からは、軟鉄かクロモリハーケンを1~2本は予備に持ってこうと考えます。

簡単に超えられるチョックストーン

 

ゴルジュの終わり辺り