2015.1.23 日高 ドラゴンフォール

メンバー 宇野吉 宇野ふ

9:15 帯広発 11:00 ダム横駐車場着 11:45 取付着 12:05 1p目スタート 13:25 1p目終了(55m) 13:35 2p目スタート 14:15 リード終了 15:15 フォロー終了(55m) 15:25 懸垂開始 16:10 取付着 16:45 駐車場着

去年、石井さんの記録に触発され、また、ぎりぎり日帰りでやれる挑戦的なラインということで臨んだが、時間切れとテンションがかかりそうなため2p目途中で敗退した。 今年は気合を入れてリベンジである! しかし寝坊・・・ 1時間遅れでのスタート。これがどう響くのか。今日は気温が高くシャワークライミングを想定。国道からは滝の全容が確認でき、下までつながっていたが途中の雪壁部分の処理が大変そう。今年はスキーでアプローチして、雪が少ないため一旦河原に下りず、取付まで林道跡の荒道を進んだ。さすがに気温が高く、準備をしていると落石が降ってくる。 1p目は去年より立っている部分が長い印象だが、すっきりしており登りやすい。F2基部でビレー点を作成、中央部分を見ると案の定大雨状態である。去年もそうだったが、どこかでオッサンがおーいと叫んでいるのかと思ったら、実は駐車場付近にある牧場の牛の声で、モーッ、モーッとのどかな雰囲気である。フォローを迎え、いよいよ2p目。去年より若干発達が悪く、途中にテラスもあり少し簡単そうなイメージ。ただ、テラスに行くまでのシャワーに耐えなければ。大雨に当たり左半身はびしょ濡れ、手も冷たくなってきたが根性でテラスまで、助かった。少しレストしていよいよ核心部へ。ここから本来は左上し中央のラインを攻めたいところだが、水がひどくそのまま凹角状を直上した。スクリューも乏しくなり、シュリンゲを氷柱に巻いたりしながらいよいよ落ち口へ、木にアックスを引っ掛け、土に一手。木にセルフを取りビレー解除。時計を見ると2時15分、うーん、フォローに1時間、懸垂に30分ちょっと、駐車場・・帯広着は・・・瞬時に計算していけると判断し、フォローを迎えた。去年からのトレーニングの成果もあり、ほとんどテンションをかけずに登ってきた。ずいぶん成長したものだ。 さて、いよいよ懸垂。すごい高度感で2p目はアバラコフで基部まで。やっと安全圏に到着、久々のしびれるクライミングだった。さあ、子供を迎えに帯広へ。(吉)

フォローの役目として、スピードと必ずギア類回収との教えを守るため、必死で登り続けました。 2P目は、去年の感じならば、迫力と氷の立ち具合に登れるはずないと思っていましたが、いざ目の前にすると、挑戦したいという気持ちと、去年よりは簡単だという言葉を聞いて、がんばってきました。アックスの刺さりもよく、足の置き場もある! 登った充実感は、やはり何ものにもかえがたいものでした。登らせてくれた夫に心の中で感謝しました。 国道からドラゴンの全容がバッチリ見えましたが、あまりの姿に圧倒されました。道路が近く、周りに牧場があるため、登っている最中にトラックの騒音やモーモーと周りがうるさかったです。壁が脆く、ビレイやアプローチ中に落石してきて、顔に小石が!(‘_’) また、リードの氷が絶え間なく落ち、ビレイ場所を考えたつもりでしたが、またもや顔に氷が!!独身女性の方はくれぐれも気を付けて下さいね。(フ)

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