2015.5.3-5.4 暑寒別岳

2015.5.3-4 暑寒別岳 メンバーL大城、出嶋、他1名 コースタイム5/3 7:30暑寒荘 9:00 Co593~Co649コル 11:00 C1(Co1140) 11:40C1発 13:00暑寒別岳山頂 14:10東面滑降 Co1100から登り返し 16:00 箸別、暑寒ルート合流地点から北面を滑降 16:30C1着 5/4 8:00C1発北西斜面を滑降、登り返し 9:30北西斜面を滑降 ポン暑寒別川を散策 登り返し 13:00C1 13:45C1発15:00暑寒荘着 当初、幌尻のカールで残雪を楽しむ予定が、雪不足から暑寒別に変更。暑寒荘にてジンギスカンで宴会。明日からの山行に夢がふくらみ飲み過ぎる。2週間前に来た時はまだ180cmほどあった雪も50cmまでなくなっていてびっくりした。最初からスキーで歩けるのはとてもありがたかった。今回は3泊の予定で食料を重量化したせいで三人で70キロを担ぐ。 重量もあったが、何より暑さにやられた。コルより下は藪がでていてまっすぐ進めないこともあった。稜線にでてからは太陽に水分を奪われる。2L持ってきた水もすぐなくなってしまいそうだった。Co1200手前にハイマツに囲まれた素敵なテン場を発見。テント設営し、軽くなったザックで山頂を目指す。 途中藪でうろちょろしたけど山頂に無事たてた。山頂から眺める景色は最高で、風もなく1時間ほどまったりした。残念なのは明日行く予定だった西暑寒別の斜面にクラックがはいっていたこと、またその斜面は沢につながる雪が消え滝になっていた。そして、4日の夜から荒れるという天気予報。 とりあえず、いい天気のうちに暑寒別の東斜面を滑降!!標高差500の大斜面。去年よりは雪質よくないものの充実感のある斜面。その後箸別ルートに登り返し、ここら辺から重量化した荷物を背負った疲れがではじめる。足が重い、稜線にでるハイマツに阻まれCo1350まであがらないと斜面には出れなかった。北面を滑降し、テントに戻る。 冷えていたビールをいただき、宴会の始まり。本日は鶏鍋とタコのカルパッチョ、カマンベール。飲んだら眠気がきて早めに就寝。翌日は他のパーティの足音で目覚める。天気予報を見る限り、今夜ここで一夜を過ごすことが危険だと判断。また4日もかぜが強いので高度を上げず、したの方で楽しむことにした。テン場の裏にはいい斜面が沢山あったのでハイクもせず、まずは滑降!!これは贅沢だった。雪質も朝方なので状態がいい。海を見ながらの滑降は最高で登り返してもう一本滑ることにした。これまた、絶妙な一本。大満足した一行はボトムまでいって、ポン暑寒別川を散策することにした。あちこちから滝が現れ、アイヌネギも背を伸ばしている。 1時間ほどまったりしたあと、テン場へ登り返す。風も強くなって上空には黒い雲が。 テン場に戻って下山する。コルまでは問題なかったが、そこから先は昨日とは違う景色。雪解けが進み、思うように滑降できない。最後はリーダーの思いつきのせいで水たまりの林道を歩くことに。。。まぁいろいろあったけど楽しい山行になり、暑寒荘での反省飲み会は盛大に盛り上がりました。また、暑寒荘ですら強風、大雨にやられ撤退して良かったなと感じました。来年も暑寒にいきたいと思います。  記  大城

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