台湾第二弾: 雪山 2023.10.27-29

メンバー:K野
10月27日

大覇尖山下山後泰安温泉に宿泊し本日は、蓬莱渓生態園区の向天湖、獅頭山ハイハイキング後台北戻りその後ガイド、ポターと宜蘭の南山村民宿に真夜中(10時半過ぎ)に着いた。
10月28日
民宿~雪山登山口~七下山荘~雪山東峰~三六九山荘キャンプ地。約7時間行動。
朝食に食堂に行くと外は、結構強い雨が降っている。武陵農場の登山口まで行っ 
て考えるしか?無いなぁと思いながら送迎車に乗り込み出発する。途中雨と霧で全く景色が見えず、山行の進退は、ガイドにお任せする事に心を決める。雪山登山口に着く頃に霧が晴れ、雨も小降りになった。ここの登山口もパスポートチェツクは、無かった。雨の中傘をさしての登山が始まった。傘をさしての登山は初めてで馴れないので始め戸惑ったが、右手にポール、左手に傘を持つのが、私にとってベストのようだ。七下山荘まで遊歩道のように道幅も広く歩き易い。
この山荘は、食事付きで広い食堂が有り着替えの場所も有る。哭坡觀景台までは、急な登りも有るが問題無く傘をさして行ける。ここは、景色の良い所らしいがこの雨と霧でなにも見えない。昼食の予定だったが、早く着いたし雨にあたるので先に進んで樹林帯の中で昼食を摂った。だんだん登山道の両側のブッシュの雫が、身体に掛かるようになったので雨具を着けた。この天気では明日どうなるか判らないので、雪山東峰だけでも登って置こうと頂上に立った。三六九山荘に向うにしたがって少しずつ天候が回復し周囲の紅葉が見えてくる。今山荘は改築中でそれに伴い登山道が一部変更され山荘のキャンプ地に向かうようになっている。この天気で今日の宿泊は、私達3人だけだった。早々に夕食?を済ませ明日の 準備をし日の暮れぬうちに休む。
10月29日
キャンプ地~黒森林~圏谷底部~雪山主峰~キャンプ地~七下山荘~登山口。約12時間行動。
キャンプ地を2時半にヘッドランプを点け出発する。星空が綺麗に見えるが、雪山方面には、白い雲がかかっている。
黒森林(大きな杉等の樹林帯)をゆっくり進み圈谷(カール地形)に着いた。黒森林の中は、樹に蛍光テープが付いていて迷う事は、無い。圈谷から2~3本踏み跡が付いているが少し上で合流する。頂上ま400mぐらいから周りの植物、岩にしっかり霜が付いて滑り易く注意をし今日の一番乗りを目指していたが、下山者とすれ違いちょっとガッカリする。
ガイドさんの『頂上、頂上』の声で顔を上げると真っ白な霧の頂上に到着した。周りは霧で4日前に行った大覇尖山等何も見えず、ベテランガイド、エクセレントポーターと写真を撮って下山開始する。霜の消える辺りまで慎重に降り圈谷底部まで来ると薄陽がさして来て周りの紅葉が綺麗に見える。同時に下からの登山者が、続々やって来る。これから頂上に立つ人達は、遠くまで景色を眺める事が出来るんだろうなぁと思いながらキャン地に近い登山道まで戻った。ここで荷物整理し茶を飲み休んでから昨日登って来た哭坡觀景台を目指し降る。哭坡觀景台から山並みを眺めるが、稜線には雲が、掛かっている。七下山荘に着いて後1時間も掛からず登山口着くなと考えていたが、ガイドさんから疲れているのでゆっくりゆっくりと言われ今までと同じペースで歩き登山口に到着する。雪山登山無事終了する。
今回のポーターは、チョモランマ、シャパンマを登ったエクセレントポーターです。(K野)