メンバー: S藤ay（L）、Ａ木、K林
2024年7月13日（土）晴れ時々曇り
４:20 東川S藤ayさん宅出発
5:10-5:20 日高道の駅
6:50-7:10 北戸蔦別岳登山口ゲート（631ｍ地点）
8:10 取水口通過（750ｍ）
渡渉スタート（川沿いに登山道で歩く事が多い）
9:40 急登スタート（ぬかるみ滑り易い）
11:20-11:30 トッタの泉（1400ｍ）
12:40-13:05 ヌカビラ岳（1807ｍ）
13:40-14:00 北戸蔦別岳（1912ｍ）ピパイロ岳分岐
15:25-15:35 戸蔦別岳 （1959ｍ）
16:00 七つ沼分岐 踏み跡有りだが不明瞭
ガレ場落石多し草付き
16:30 七つ沼テン場着
（水場ありでテン場は砂地で快適）
7月14日（日）晴れ
3:40 起床
5:30 七つ沼日帰り装備で出発
6:00 稜線合流
8:05 幌尻岳山頂（2052ｍ） お天気が良いので3時間山頂で過ごす。
11:10 幌尻岳山頂出発
12:40 幌尻岳側七つ沼下降
13:05 七つ沼テン場到着
7月15日（月）晴れ ほぼ無風
3:00 起床
5:00 出発
5:30 稜線と合流
6:25-6:55 戸蔦別岳山頂
8:25-9:00 北戸蔦別岳山頂
10:40-11:00 ヌカビラ岳山頂
10:40-11:00 トッタの泉
12:00 二岐沢出合い
13:00 取水口
（地図でオリエンテーリングをしながら下山）
14:00 北戸蔦別岳登山口ゲート着、日高高原荘で入浴し帰宅
※休憩多め、花観察多めの為コースタイムがあまり参考にならないかもしれません。
海の日三連休の初日。
車中で１年の中で人が一番集中する日だとS藤ayさんより聞いてはいたが、駐車場には50台程の車があり林道が溢れかえっていた。既に相当な人が入山しているようだった。素晴らしいお天気に恵まれての3日間。皆集中して来るよね!と言わんばかりの車の数。林道でも駐車帯にも誰とも会わずで出発。多少の虫はいるもののあまり気にならない。ゲートの最初の橋を渡り、林道歩き開始。
1時間で沢コースに入る。ピンテが明瞭でわかりやすく渡渉点は靴が濡れることなく渡り切沢から離れ尾根への取り付きの急登は時折ぬかるみ滑りやすく、日高の凄さを感じさせられた。
トッタの泉手前で後十分の看板。泉には先客があり若干渋滞中。とても美味しい冷たい水が身体に染み渡る。ここからの岩と急登が続き、背中の荷物が肩にのしかかり、足が前に出ない。足元の高山植物を楽しみながら一歩ずつ進んで行くと、1700ｍ手前でようやく視界が開ける。
程なくヌカビラ岳山頂に到着するが、幌尻岳には大きなガスがか、山容は見れない。これから進む北戸蔦別とヌカビラ岳の間には12張りのテントが張ってあり、張り綱も張れてないようだった。風も結構あった。
ヌカビラ岳からつながる稜線には高山植物の花畑が展開していてとても歩くのが楽しかった。とりわけミヤマアズマギクが色々な所に点在していて、花畑を盛り上げていた。お花を目的にしていた私にはとても新鮮で感動の連続。
途中S藤ayさんには荷物を持っていただき助けて頂く。軽量化を次回の課題として少しでも楽に歩けるよう次回の教訓を色々伝授していただく。途中沢山の方にスライドしたが、日帰り幌尻岳25ｋｍの人の多い事に驚く。スゴイ体力だ。七つ沼に午前中２頭のクマが出ていたらしいとの情報。テン場はどこもふさがっていた為、重装備の私達にすれ違う人達に七つ沼でテン泊するというと気を付けてと言われるばかり。全く動じないS藤ayリーダーやっぱりかっこいい!
案の定七つ沼には、U野家族と他2張りの計四張りのテン泊のみ。稜線はかなりの風があったようだが、こちらは風もなく快適。水場が近く飲み物が直ぐに冷え冷えになる。初めての七つ沼泊まりの私はとても快適なテント生活の始まりで美味しい食事とキメの細かいサポートに終始楽しく過ごす事が出来た。
２日目朝から快晴。素晴らしい朝だ。若干稜線へ出ると冷たい風にあたり、防寒着を着用。日帰り装備は身体が軽くとても楽しいー。登りも楽しめ登山道脇の花々の観察もしながらゆっくり登山。山頂では急ぐ必要がないので3時間滞在して回りの山並みを楽しむことが出来た。
帰りも七つ沼までなのでゆっくり帰り沼巡りをする。カールにしかない花もあり、日高の山のスゴさに更に感動。途中鹿の出現もあったり、テントは私たちの貸切で、のんびり有意義な時間を美味しい食事とメンバーと共に過ごす。
３日目は少し早起き早出の予定で迎える。天気は上々。朝食と撤収を終え、稜線へ戻ると風がない。素晴らしい景色の中、一歩ずつ景色を歩みを踏み締めながら、素晴らしい景色を目に焼き付けるように歩く。
本当に素晴らしい条件の中、日高に来れて七つ沼に泊まれて凄く楽しむ事が出来ました。高山植物は３日間で70種以上を見ることが出来ました。感動です。計画から装備食事の準備迄して下さったS藤ayリーダーといつも明るく盛り上げてくれたA木さん、本当に素晴らしい時間をありがとうございます。（記：K林）
