ニセイカウシュッペ山 東面滑走 1/19

メンバーD嶋、I井、N川

 

所要時間 11時間30分

移動距離 16.4km

 

晴天が確約された予報であったので、西尾根経由の東面滑走を計画した。

予報通りの晴天で最高の天気であったが、雪が非常に少なく、荒井川の登り返しからの、沢の処理&川ドボンで所要時間11時間30分。

西尾根からの周回ルートをコンプリート!目標達成。

 

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正月山行-黒岳北稜 2023.12.29-31

メンバー I井(L)、D嶋、K山、A木、H川
 
12/29 7:30 黒岳ロープウェイ集合ー9:00 リフトー10:40 co1700雪洞ー 13:20 co1800辺りからスキーI井、D嶋、A木(そのまま下山)ー 16:30夕食ー18:30就寝
 
朝イチの黒岳ロープウェイの天気は運行開始と同時に晴れ渡り、幸先が良いスタート。と思いきやリフト乗り場で40分程足止めされるも快晴により談話しながらやり過ごす。
7合目リフトからはスキー組にラッセルしていただきながらスノーシュー組は後ろからついて行く。
登っている途中で時折り、風が強くなるも晴れ渡る空のお陰で苦にならないし、むしろ居場所の存在意義が増すようだ。
そうして八号目辺りで、雪付きの良さそうな場所を選んで雪洞を掘る事にし、かなり居心地の良さそうな雪洞を作る事ができた。A木氏の帰りのロープウェイの時間も気になるので少し休憩後スキー組は高度を上げるべく滑りに行った。
A木氏の下山確認をし、軽く宴会をしつつ夕食の準備をし、重い荷物を担いできた身体に、温かく美味しいすき焼き鍋が充実した気分を押し上げてくれる。そうして回復していく身体で翌日の天気を確認して早々に就寝。

 
12/30 5:00 起床- 7:00 BC停滞- 19:30就寝
 
前日の風の強さを感じる事なく雪洞の中は、ほぼ無音で朝を迎える。前日の就寝前に天気を確認していた時は30日は風も強く雪もつく予報、31日の予報もイマイチの中での判断になっていたので、無音に期待しつつ外に出るとかなり風が強い。全員一致で早々に停滞決定。そんな日は背徳感も無く10時頃から宴会開始。K山氏が停滞の事も考えて沢山の食材やお酒を上げてきてくれたので、難なくやり過ごす事が出来る。時々外に出て空を確認してみると一瞬の晴れ間が気分を良くしてくれるとても良い宴会場となった。

12/31 4:30起床ー 6:30黒岳北稜アプローチー 7:40北稜取り付きー 14:00黒岳山頂ー 15:20ロープウェイ駅ー16:00下山
 
前日の一日中停滞の影響で天井が随分と下がり、水気を含んだので夜半からK山氏の寝袋の上に秒針の如く水滴が落ちてきていたようで、寝れずに朝を迎えた模様だ。そんな中4:30に起き上がり、寝袋を片付けてから外に出ると風もなく、暖かい。どうやら登る事が出来そうだと判断する。朝食に力うどんでエネルギーを蓄え、クライミングの準備をして北壁に向かう。取り付きで2パーティに分かれて登り始める。
1ピッチ目 I井、K山ペアは通常ルート、D嶋、H川ペアは通常より右寄りの直上ルートで灌木とクラックに悩まされた。
2ピッチ目 雪稜はバイルもしっかりと刺さり登りやすい。
3ピッチ目 出だしのトラバースがいやらしく、その後の直上も気を抜けない。
4ピッチ目 灌木の中を縫うように登り平らな場所でピッチを切る。
5ピッチ目 ここも雪稜で登りやすく、アンカーにてピッチを切る。
6ピッチ目 出だしが少しいやらしく、ドライなルートだった。
13:30頃に抜けて、14:00山頂にて写真を撮りBCまで戻るも、ロープウェイの最終が16:00なので、スノーシュー組は早々に荷物を担いで駅に向かう。スキー組はルート旗を回収しつつ駅へ。駅では、爽やかになるひと時の飲み物で喉を潤し、今シーズンはまだ雪の少ない黒岳の森を眺めながら無事に下山となった。

今回、こうして目標にしていた冬のマルチピッチをいいコンディションで登る事ができたのも、計画を立てて頂いたリーダー、装備の準備や安心出来るパートナー、体力を考えて用意してくれた食担や笑顔にしてくれるメンバーがいて、大変に充実した山行となり非常にいい年の締めくくりができた事に感謝しかない。これからもより安心されるアルパインをできる様に精進していきたいと思います。有難うございました。
(記 H川)

層雲峡ブルーウルフ アイスクライミング 2023.12.23

メンバー:T会長(CL)、Y井(SL)、M岸、K下、T谷

コースタイム:

7:00 上川層雲峡インターチェンジ駐車場集合→7:30 層雲峡高山バス停→ニセイノシキオマップ林道→9:30 ブルーウルフ→15:00 撤収→15:30 高山バス停→16:00 上川層雲峡インターチェンジ駐車場解散。

林道は意外と雪が少なく、歩きやすい雪量でした。
その分、川の方は凍ってなく渡れなかったので迂回して氷にとりつきました。
氷はまだまだ発達途中でしたが登れるくらいはありました。
ロープはM岸さんに張っていただき、ありがとうございました。

また、I井さんも道岳連の方々と来てマルチの研修をしていました。

T谷さんは12:00に先に下山し、我々も15:00に下山。無事に駐車場までたどり着きました。

シーズン初めの良いアイスでした。(Y井)

ルートを迂回

発達途中の氷

トップロープ

リード(M岸さん)

爆風対策(M岸さん)

川横断(帰り)

天塩岳 2023.12.16-17

メンバー: S藤A(CL)、S原(SL)、P、W引

コースタイム

12/16

08:05 林道入口

09:25 尾根取付き

14:15 Co1215m AC設営

12/17

05:00 起床

07:00 AC発

08:45 Co1525m

10:15 AC着

11:10 AC撤収

13:20 尾根取付き

15:15 林道入口

 

浮島トンネルの出口付近には多くのスノーモービルが置かれ、我々は林道入口を除雪して停めました。尾根取付きまでは膝程度の積雪で二か所、渡渉しましたがスノーシューを履いていても、問題なく渡れました。尾根取付きからは急傾斜が続き、下山時に視界の良い状況で登った際のトレースを見ると改めてその傾斜の強さが分かりました。Co1525mでは耐風姿勢をとっていなければ体が持っていかれるような中、視界も悪く撤退判断となりました。もう少しであっただけに残念でしたが、途中地図読みをして現在地の把握をしながら歩いたことは良い経験となりました。(W引)

 

1807峰 2023.12.13-15

メンバー: U野、他3人
コースタイム:
12月13日
13:00 札内ダム出発
15:20 七の沢出合BC
12月14日
6:00 BC発
12:54 1807峰頂上 崖尾根下山
16:40 BC着
12月15日
8:00 BC発
10:00 札内ダム下山
雪の量が思っていたより多く、上部は雪崩のリスクもかなり高く、頂上の若干北側の崖尾根上にに尾根を伝って抜けました。稜線上は爆風進行中でした。
銀河の1p目(3級)程度が何度も出てきて、それぞれが思い思いの場所登る感じで、結局ロープは出さず仕舞いでした。
下部のゴルジュはコイカクよりかなりマイルドでした。
下山後からはかなりの爆風で、起きると林道の雪はほとんど飛ばされてました。
アイスの発達と雪の量のコンディションを見極めるのが非常に難しいと感じます。
頼もしい若者達に囲まれて幸せでした。(U野)

 
 

初冬季訓練:凌雲閣及び安政火口周辺 2023.12.10

メンバー:S原(CL)、M岸(SL)、I井、S藤A、H川、A山、S藤T、A木、K林、T谷、Y井
コースタイム:0645十勝岳温泉駐車場→0700サボーダム(例年の宿営地)→歩行、滑落停止訓練場所(宿営地から20分くらい)→1030サボーダム(ビーコン訓練)→1230十勝岳温泉駐車場。

駐車場からすぐ森林限界を迎え、真白な山を見て冬山シーズンの到来を感じました。
当初は風も落ち着いていたのですが途中から吹雪き始めました。
訓練内容は歩行訓練、滑落停止、ビーコン捜索訓練を実施し、各々課題を見つけながら練成しました。
ビーコン訓練についてはS藤Aさんの提案でチームでの捜索を実施し、より現場に近い訓練ができたと思いました。(Y井)

訓練場所に向かう

斜面での歩行訓練

滑落停止訓練

ザックを背負って滑落停止

ビーコン捜索訓練

埋没者の処置







カミホロ北西稜: 2023.12.3

メンバー: T会長、S藤T、T谷

7:40十勝岳温泉駐車場→8:40北西稜取付9:10→11:35上ホロ山頂11:40→下降ルンゼ→14:15駐車場

T会長のお誘いで上ホロ北西稜で初アルパイン。
途中2か所でT会長にロープを出していただき、無事に登ることができました。
アルパインは怖いところもありますが登り切ったときの感動はひとしおですね!
ふもとの天気は穏やかでしたが、やはり山の上は天気が悪く視界はほぼありませんでした。
駐車場は初冬期訓練の登山者で賑わっており満車状態でした。 (T谷)

北西稜取り付き

核心部

山頂

駐車場は満杯






 

台湾第二弾: 雪山 2023.10.27-29

メンバー:K野
10月27日

大覇尖山下山後泰安温泉に宿泊し本日は、蓬莱渓生態園区の向天湖、獅頭山ハイハイキング後台北戻りその後ガイド、ポターと宜蘭の南山村民宿に真夜中(10時半過ぎ)に着いた。
10月28日
民宿~雪山登山口~七下山荘~雪山東峰~三六九山荘キャンプ地。約7時間行動。
朝食に食堂に行くと外は、結構強い雨が降っている。武陵農場の登山口まで行っ 
て考えるしか?無いなぁと思いながら送迎車に乗り込み出発する。途中雨と霧で全く景色が見えず、山行の進退は、ガイドにお任せする事に心を決める。雪山登山口に着く頃に霧が晴れ、雨も小降りになった。ここの登山口もパスポートチェツクは、無かった。雨の中傘をさしての登山が始まった。傘をさしての登山は初めてで馴れないので始め戸惑ったが、右手にポール、左手に傘を持つのが、私にとってベストのようだ。七下山荘まで遊歩道のように道幅も広く歩き易い。
この山荘は、食事付きで広い食堂が有り着替えの場所も有る。哭坡觀景台までは、急な登りも有るが問題無く傘をさして行ける。ここは、景色の良い所らしいがこの雨と霧でなにも見えない。昼食の予定だったが、早く着いたし雨にあたるので先に進んで樹林帯の中で昼食を摂った。だんだん登山道の両側のブッシュの雫が、身体に掛かるようになったので雨具を着けた。この天気では明日どうなるか判らないので、雪山東峰だけでも登って置こうと頂上に立った。三六九山荘に向うにしたがって少しずつ天候が回復し周囲の紅葉が見えてくる。今山荘は改築中でそれに伴い登山道が一部変更され山荘のキャンプ地に向かうようになっている。この天気で今日の宿泊は、私達3人だけだった。早々に夕食?を済ませ明日の 準備をし日の暮れぬうちに休む。
10月29日
キャンプ地~黒森林~圏谷底部~雪山主峰~キャンプ地~七下山荘~登山口。約12時間行動。
キャンプ地を2時半にヘッドランプを点け出発する。星空が綺麗に見えるが、雪山方面には、白い雲がかかっている。
黒森林(大きな杉等の樹林帯)をゆっくり進み圈谷(カール地形)に着いた。黒森林の中は、樹に蛍光テープが付いていて迷う事は、無い。圈谷から2~3本踏み跡が付いているが少し上で合流する。頂上ま400mぐらいから周りの植物、岩にしっかり霜が付いて滑り易く注意をし今日の一番乗りを目指していたが、下山者とすれ違いちょっとガッカリする。
ガイドさんの『頂上、頂上』の声で顔を上げると真っ白な霧の頂上に到着した。周りは霧で4日前に行った大覇尖山等何も見えず、ベテランガイド、エクセレントポーターと写真を撮って下山開始する。霜の消える辺りまで慎重に降り圈谷底部まで来ると薄陽がさして来て周りの紅葉が綺麗に見える。同時に下からの登山者が、続々やって来る。これから頂上に立つ人達は、遠くまで景色を眺める事が出来るんだろうなぁと思いながらキャン地に近い登山道まで戻った。ここで荷物整理し茶を飲み休んでから昨日登って来た哭坡觀景台を目指し降る。哭坡觀景台から山並みを眺めるが、稜線には雲が、掛かっている。七下山荘に着いて後1時間も掛からず登山口着くなと考えていたが、ガイドさんから疲れているのでゆっくりゆっくりと言われ今までと同じペースで歩き登山口に到着する。雪山登山無事終了する。
今回のポーターは、チョモランマ、シャパンマを登ったエクセレントポーターです。(K野)

 

神居岩ドライツーリング:月例山行 2023.11.18

メンバー:H川(L)、I井、D嶋、M岸、S木修、S木智、K山、S藤T、T谷、Y井、P

前日の雨も止んで気温も暖かく、予想よりよい天候だった。が、岩場は濡れ濡れの状態で、場所によっては登る間に全身びしょ濡れになり身体が冷える。
8:30集合だったが早く着いた人が多く、カンナカムイ、ワッカ、キナコロカムイ、マンタラメの4ルートを登った。
新入会員のY井さんは、初めての参加でカムイ岩も初めてだそうだ。何度も登り続け、その体力には感心した。さすが二十代。T谷さんも当直明けで頑張っていた。
神居岩には久しぶりの人も度々来る人も苦戦しながらドライを楽しんでいた。K山さんのおかげで話も盛り上がり楽しい時間だった。なぜか遊びに来て仕事の話ばかり、^_^。来年は札幌組がまた増えそうだ。やはりみんなでワイワイ登ることは楽しい。(P)