ピシカチナイ山 2015.9.13

東大雪・ピシカチナイ山(1308.3m) /ピシカチナイ沢北東面沢から 2015.9.13(日) メンバー 芳澤,他3 タイム 7:04 林道最終広場→7:37 c940入渓→9:46 三角点山頂→10:23 最高点(岩峰)→12:50 広場 ニペソツから南に延びる尾根は、丸山を経て分岐し、東はウペペサンケへ。南は上然別山、然別山を経てこの山に達する。この南尾根はこの山を最後に標高を落とし十勝平野へと吸収される。麓からでもよくわかる山である。 この山にはピシカチナイ沢・ピシカチナイ川・オソウシュ川・オソウシ川と4本流れるが、名称が酷似していて紛らわしい。 朝目覚めると雨が降っていたが、食事を摂りはじめる頃にはやんでくれた。 林道は比較的よく整備されており、地形図上の最終点付近は広場となっており、そこまで車で入れる。そこからすぐに右岸へ渡渉し、しばらくは作業道の残骸を辿る。c940で入渓し、苔蒸す小川を進む。枝が張り出したり、倒木があったりと煩わしいところもあるが…こんなもんだろう。c1080で左股をとると減水し、c1130で涸れる。そこからは、細くて密度の濃い笹を漕ぐ。頂稜は地形図では読みとれない程度の起伏が多くポコポコして、しかも薄っぺらい。すぐに二等三角点『菱勝内山』は見つけられ、よく見るとピンクテープが木にぶらさがっていた。ここから一旦西側最低コルへと下降し、岩峰を目指す。以外にも明瞭な道が続き、木登り状態で這い上がる。山頂部はスッキリであるが、如何せんガスに覆われてしまい、何も見えなかったのが残念だった。こちらには標高表示がないので、GPSで計測してみると三角点(1308.6m)+9.6mであった。約1318mのようだ。 アクシデントで長靴を大きく縦に裂いてしまった。水に浸かれず、右岸のヤブの薄そうな所を探しながら下る。するとc1010三股の左股付近から立派な作業道に出合い、快適に歩く。往きで下降した地点より上流部の方が道は立派であった。下降中にまた雨がシトシト降り始めた。   Y澤

P9120005 P9130007-1 前泊地、道の駅うりまく                    麓からのピシカチナイ山 P9130005 P9130006 ピシカチナイ沢                        二等三角点『菱勝内山』P9130009-1 P9130010 三角点からの岩峰(最高点)                最低コルからの岩峰。案外植生豊富P9130013-1         スライド12 山頂(最高点、約1318m)~北側はスッパリ切れ落ちている