夕張・前岳 2016.8.11

ペンケモユーパロ川本流から前岳(1501m) 2016.8.11 山の日 メンバー 芳澤、他1 タイム 7:20 奥鹿島林道入口→8:08 595入渓 8:18→12:57 木道(登山道)→13:29 涸沢→14:23 前岳 14:50→15:24 登山道出合 15:30→16:04 冷水C→17:10 デポ車

第1回目の『山の日』。特に意識はしていなかったが…林道、沢、ヤブ、木道、登山道、ルンゼ、岩…とまさに盛りだくさんな山登りの日となった。国道Pから、今日はクッキリと夕張山塊が見渡せる。前岳は一際鋭い。ペンケモユーパロ川がシューパロ湖に流れ込む橋の上から、本当にあそこに行くのか?と他人事のようにしばし見とれる。 夕張岳登山口付近にデポ車をおき、奥鹿島林道ゲートへと戻る。立派な林道と橋を渡り、本流左岸へと進む。約50分歩き、595付近で入渓する。岩盤の沢、色とりどりの蛇紋岩が目を惹く。680で正面に岩の洞窟のようなところがあり、左ににぐっと曲がるとF1である。ナメ、小滝、小釜、函地形を楽しむ。いつしか巨岩帯となり、大岩が堆積する連瀑を越えていくのがワイルドで実に楽しい。950この沢唯一の滝マークは右岸からの大崩落ですっかり埋め尽くされている。その後しばらく巨岩帯が続き、1050でチムニー滝。間もなく流れも細くなり、迷路のような水路となる。2-3回引き返しながら、わずかにヤブを漕いで木道に当てる。登山道からはシューパロ、中岳、芦別、ポントナ、鉢盛、そして手前中央に夕張MHがよく見えた。登山道をやや下り、前岳東面の涸沢に踏み込む。岩壁基部を左上し、岩のすく左の藪に高度を上げながら、2度ほど左へ回り込んだ。最後は草付のルンゼを詰め、ハイマツがうるさくなると右の岩に逃げた。最後は低灌木を引っ張って体を持ち上げる。振り返るとはるか下方に一般登山者…先日登った滝ノ沢岳が下方に見える。南隣の鋭い岩峰(南峰)と夕張岳のどこが山頂部なのかわからないくらいの平坦さが好対照であった。   Y澤

国道Pからの前岳                      橋の上から P8110005 0 680、左岸に岩窟                       F1 P8110015 P8110017P8110022 P8110023 P8110025 P8119974 P8119978 P8119991 P8119998 P8110039 ガマ岩、奥に夕張岳                     中央に夕張MH、奥に芦別岳方面 1 0-1 前岳が迫る。山頂部の岩のほぼ正面を登った。    涸沢から山頂方向 1 1-2 最後は急なルンゼを詰める                眼下に登山道 4 5 山頂から、左に滝ノ沢岳                  芦別岳方面                7 6 前岳南峰はもっと鋭そうだ                 望岳台から見上げる前岳 8 9