岩魚沢左股から定山渓天狗岳 2017.9.2

岩魚沢左股から定山渓天狗岳(1144.5m) 2017.9.2(土) メンバー 芳澤、他1 タイム 8:54 橋→8:56入渓(上流左岸)→9:01 430左→9:19 490右→9:52 600、小休止 10:04→10:22 690右→11:14 830、涸滝上部 11:28→11:32 840左→草付→11:39 890→藪→12:28 ウエストコル→12:33 登山道出合→12:48 山頂 13:19→15:26 林道出合→16:09 天狗小屋

初めての山であり、夏道ピストンでもよいかと考えていたが、同行者を得、北東側の岩魚沢から登り、南側熊ノ沢コースへと定天を横断することとした。 なお、現行地理院地図では天狗沢となっているが、岩魚沢の誤り、夏道のある熊ノ沢の1本東側が天狗沢のようだ。 札幌湖を北上し、上流部で折り返すように林道を南下する。 岩魚沢出合の橋脇に駐車し、上流左岸へすぐ降りる。間もなく430から目指す左股へと進む。沢は出合から狭く、しばらくは何もない。490を右にとり、まもなく左に大きく屈曲すると4段8mが現れるが問題ない。その後も全般的に滑が続き、小滝・段差がいくつも現れるがいずれも直登可能であり、快適で楽しい。傾斜が緩むとV字の正面に定天Ⅰ峰が聳えていた。しばらくは柱状摂理となる。 770で判断に迷うが、右をとり正解であった。チムニーの涸滝を越えると黄土色っぽいペロンとした涸滝を右から上がる。強いていうならここが唯一いやらしい。 890付近で右の草付はⅡ峰岩壁基部へ、左の草付はⅠ峰岩壁基部へ向かっているように見えた。そこで中央の笹薮を登路とし、結果は正解であった。上部では小尾根状となり、最低コルよりややⅠ峰よりの巨岩基部へと詰めあがった。狙い通り!! 南西側へヤブを下るとすぐに登山道と出合う。ここからは急なドロ壁や粘土質のもろそうな岩場をフィックスを頼りに上がっていく。むしろこっちのほうが厄介な気がする。 山頂からは雲に覆われ、展望はきかなかった。唯一、百松沢・烏帽子・神威とその右下に札幌湖が望めた。 下りは夏道熊ノ沢コースを下降する。両膝が悲鳴を上げ、一向にペースが上がらない。  Y澤