銀河の滝 2018.2.10 

層雲峡「銀河の滝」

2018年2月10日 CL堤、谷岡、牛久保 9:30取り付き、14:00終了点、15:30下降終了

石狩川渡渉には長靴とストックが必携。 渡渉ポイントは思いのほか水深があるので長靴の内側にゴミ袋を履いて膝で縛るとよい。 結氷状況はまあまあ。落ち口もしっかり凍っています。 上部は思いのほか積雪が多く、不安定な雪壁登りであった。 マルチピッチとアイスに慣れていないメンバーであるため、 スクリューの回収は経験値の高い一人に担当してもらうこととし、 シングルロープ1本、ダブルロープ1本を引いて登った。 時間短縮のため1、2ピッチはフォローに同時登攀してもらった。 他のパーティもおらず、気温が高く風も無かったので、 ビレイ中は寒くなくラッキーだった。 左岸側を懸垂下降しましたが、 雪が多くて3回目の懸垂ポイントを見つけることが出来なかった。 終了点に着いてから、U氏は懸垂下降の経験が無いことが分かり焦った。 予めの技量確認は大事であると反省。(堤)

1月の氷壁研修の時に銀河の滝に登ろうという話題が持ち上がり 元々アイスはそこそでとのスタンスであったが、 そんな機会もそうないなという衝動から参加することとした。 登り自体は研修の尾滝より優しいが、半端ない高さに圧倒される。 日頃平地のビレイで楽させてもらっていたが、足場の少ない斜面でのビレイ ロープの取り扱い、未熟さを痛感させられた。 そんなこんなの苦労もああったが、高さ120mの銀 河の滝の上に立つと その達成感はなんとも言えず良い経験を頂きました。 リーダーの堤さん、牛久保さんお世話になりました。(谷岡)

研修以外では初めてのクライミングであり、 高所恐怖症の身としては複雑な心境であった。 しかし、ロープワークやセルフビレイ等の基本技術も実際に使わなければ覚えられないと考えての参加であった。 下から見る銀河の滝は「本当にこんなところを登る(登れる)のか?」と思うようなインパクトであった。 1ピッチ目からかなり後悔したものの、結果3ピッチ半で登ることができた。 が、途中何回も足がすくみ、未だに登れたことが信じられないくらいである。 全体的な感想としては、やはり堤さんの力量に負うところが多く、 今は自分でできることを1つでも多く・早くすることが重要であると思った。 また、個人の反省としては以下の通り。 ・メールで指示のあった渡渉について、ストック持参の指示を見落としてしまい忘れてしまった。 ・最初の渡渉で靴下を濡らしてしまい、換え靴下を持参していたつもりだったが忘れていた。結局谷岡さんから借用することになった。 ・懸垂下降があることを分かっていたが、ATCを用いた下降は未経験であり、そのことを堤さんに伝えていなかった。 (昔の「肩がらみ」の経験はあったので、器具の使い方さえ分かれば大丈夫だと考えていた) 小さなことから大事故につながる(上記であれば凍傷や滑落など)ので、 特に初体験のことをするときには慎重になりすぎるくらいが良いと思った。 最後に、リーダーをしてくださった堤さん(よけいな心労をかけてしまいました)と色々と教えてくださった(靴下もお世話にりました)谷岡さんに御礼申し上げたい。(牛久保