015.4.28 芽室岳 メンバー L大城、他1名 コースタイム8:00芽室小屋 11:55芽室岳 17:00芽室小屋
24日に芽室小屋まで車でいける、しかも橋の向こうは40cmの積雪という情報を得た大城は芽室に向かう。大好きな芽室小屋で前泊しボルチー二リゾットで宴会。ついついまったりしてしまい、出発は8時。残念ながら数日前にあった積雪は0cm。スキーを担ぎながら登山道を進む。ものの数分で雪原に出たためシールで登り始めるも暑さで苦戦。着ていたパンツも脱ぎひたすら夏道尾根を進む。時々藪にはばかれるも踏みつけれる程度。でもこの数日の気温上昇を考えると正直GWで芽室は滑れなくなってしまうと思った。今回はGWに向けた幌尻の偵察もあった。正直、日高の雪解けはすごいスピードで進んでいる。 Co1550付近で斜面がきつくなってきたのでシーアイゼンを装着。Co1650あたりからトラバース気味に山頂をめざす。山頂直下まで雪があって助かった。12時前には山頂に到着。 日高山脈は美しく、まだ稜線も雪が残っていた。PM2.5の影響か、霞が強かったのが残念。山頂は風が吹いていたため当たらない場所でランチ。 本日はGWにむけて重量化訓練のためヤシの実を持参。スノーソーできれいにカットし栄養満点のヤシの実ジュースをいただきました。ウィンナーの野菜炒めを作って、チーズベーグルをバーナーで炙ってランチ満喫。1時間半もたってしまったので滑走開始。山頂直下の北面沢を滑降するも、ザラメを通り越した重たい雪に悪戦。北面沢の左岸尾根が良さそうだったので登り返し滑走。これが想像以上にいい雪で満足のいく滑り。思わず笑みがこぼれる。14:45そろそろ下山開始。芽室岳最大の斜面のために稜線まで登り返し。Co1660より大滑降!!高低差450mは太ももが悲鳴をあげた。。。沢が雪で埋まってるのでせっかくだから行けるとこまで行ってみる。Co850あたりからは沢が露出し始めSBをつかいながらCo715まで降りたものの、これ以上は沢靴が必要だ。スキーを担ぎ笹薮を登り返し。夏道尾根上のCO955下あたりには雪が残っている沢があったのでそこを目指して藪こぎ。とても修行感のある山行。Co855で夏道に合流。 この経験はいつか役にたつであろう。帰りは尾根をコンパス切って下山。無事下山できた。また来シーズンもきたい山であった!! 記 大城