メンバー: CL S藤(ay), 食料 K野, H千, C葉
9月18日(土)
ご迷惑をお掛けしながらも、電車で旭川に行くことが初めてで、またゆっくり山並みを楽しめてとてもうれしい新鮮な気分でした。
その後、土砂降りの悪天候でしたが、トムラウシ温泉に到着するころには、雨は上がっていました。明日から山行に期待しつつ、テントを設営を始めるも、C0用のテントポールを忘れてきていることが発覚。これまた急遽、メンバーの補助ロープで吊ることに。トラブルの初日でしたが、乗越えて明日から始まる紅葉のトムラウシを楽しむ山行の前泊を楽しみました。
9月19日(日)
C0 トムラウシ野営場AM6:30 ― 短縮コース登山口AM7:05 ― カムイ天上 AM7:50― コマドリ沢出合 AM9:40 ― 前トム平 AM11:15 ― トムラウシ公園 AM12:00 ― 南沢キャンプ指定地 PM13:10
朝から晴天に恵まれ、登山日和となりました。
コマドリ沢出合の先まで、しばらく樹林帯が続きましたが、気温も気候もよく、また紅葉も遇いまして、またカムイ天上を過ぎると、下ホロがちらちらと顔を出し始めました。全く退屈しない道中でした。
しかしながら、前日までの雨の影響もあってか、泥濘はひどくはありましたが、今回は前回、スパッツをせずに失敗をしましたので、装着し汚れからは間逃れても、歩きづらさにまだ慣れず、慎重に歩きを進めました。
植物も紅葉をしてまだ咲き乱れており、ツリバナ、ウラシマツツジ、チングルマと、またコマドリ沢を登りきるとガレ場になり、そこではナキウサギの鳴き声が、あたりで聞こえてきました。姿も見こともができ、感激をしました。トムラウシ公園に差しかかると、トムラウシ山の雄姿が見え始めるも、予想外のガスで見えたり、消えたり。
予定では、登頂までする予定でしたが、南沼キャンプ指定地で、C1を設営することになりました。
その後、風はだいぶ強まり、翌日早朝に備えてテントの内で過ごすこととなりましたが、さすがに午後少し過ぎということもあり、どう過ごそうかと思っていましたが、先輩方々の山や登山者への洞察した話、登山道具の話などをお伺いしているうち時間は楽しく過ぎました。
今回、特記をしたいことが2点あります。まずは携帯トイレです。私は一度も、携帯トイレを使用したことがありませんでした。それは、本州ではトイレのある山小屋が点在しているからです。山小屋は、100円程度の協力金を得て、その後、排泄物はヘリで降ろしているのが殆どかと思われますが、かなり費用は掛かっているかと思われます。
北海道は、山小屋が無人であったり、小屋がないことが多いので、携帯トイレを使用するように促すのは、状況を知ると当然のことなのかと思います。
本州でも、100円だからではなく、トイレがあるからではなく、携帯トイレを持参して、本来、山にはトイレあるものではないので、なるべく、小屋や自然への負担を減らすことも、登山者は考えるべきかと思います。若しくは、もう我慢です。
それにしても、南沼キャンプ指定地の携帯用のトイレは快適でした。
もう1点は、装備についての反省点です。テン泊の山行となると、重量を減らすためにあれこれ考えるのですが、今回、簡易ハーネスをつくるための
カラビナ、シュリンゲを省きました。が、補助ロープを持参してくれているメンバーがいたことを知って、助かるための、また救助をしてもらう場合の装備を改めて考えてみようと思いました。
学びは、本州の冬山登山の際に、ガスが冷えてしまうのをガスカバーで防いでいたのですが、ガスの下に水を浸しておくということを教えて頂きました。考えてみたら、当たり前のことなのかも知れませんが、思いつきませんでした。
9月20日
起床後も、テン場とトムラウシ山はガスが立ち籠める状況でしたが、山頂まで30分ということもあり、テン場の撤収をして、分岐に荷物
トムラウシ山は初登山でした。日帰りも可能な山でもあるようですが、今回は、時間に余裕があり、また冬に向けて、重いザックを担ぎたかったので、結果的には良かったです。
前回の忠別からの今回、トムラウシでしたが、機会があったら、先の先まで縦走できることを楽しみにしたいと思っています。
無事に安全に楽しく終えました。今回もメンバーに感謝です。ありがとうございました。(記 C葉)


