2015.8.29 天狗の挽き臼(蝦夷生艶気樺焼)

メンバー 石井、宇野 13:10 駐車場出発 13:45 1p取付き 石井リード 30m 14:10 2p取付き 宇野リード 15m その後コンテで3p取付きまで 14:35 3P取付き 宇野リード 30m 15:25 4p取付き 石井リード 30m 15:40 終了 60m懸垂で3p 取付きまで その後FIXロープで1p取付きまで 16:45 駐車場到着

10年以上気になっていたルートにやっと取付く機会を得た。赤岳沢の前哨戦だったが、僕としては層雲峡デビューでわくわくしていた。層雲峡は魅力的なクラックが沢山あるが、仕事明けで昼から登るとなると場所が限られた。今回はデビュー戦ということもあり、挽き臼に行くことにした。 桂月荘を横切り踏み跡をたどるが、80周年記念山行時の教訓もありスムーズに取付きに到着。パートナーの石井さんは僕が核心のピッチを登れということで1p目をリード。あまり慣れていないクラックということもあり少し緊張するが、石井さんはさすがの登りで、ロープはするすると出ていく。フォローで登るのはいつ以来だろう。2p目、コンテをこなすと、ついに挽き臼の全貌が現れた。国道からもそれと分かる素晴らしいクラックが天まで延びている。隣のlong nightも魅力的だ。取付きで2週間前に石垣山で会った釧路のクライマーと再会。狭い世界である。 いよいよ僕の番、もちろんオンサイトを狙っていく。できれば残置無視で。ばっちりハンドが決まる出だしから、次第に狭まり、オフィズスまで来たところで難しくなってくる。ギアラックをみると残りも少なくギリギリだ。石井さんも足りるかーと声をかけてくれるが、ここまで来たら行くしかない。ずるずると押し出されそうになりながら苦手なフィンガークラックパートへ。必死で行くが不思議と指がしっくりと決まりなんとか終了点到着、久々のしびれる会心のクライミングだった。景色も最高で、充実した気分で石井さんを迎える。最終ピッチを登るとモアイが立っていてビックリ。最高に楽しいルートだった。次回はlong nightも触ってみたい。 記 宇野 (石井さんの感想、恐縮です)

山岳会80周年記念山行で富樫さんと登った挽き臼へ。 宇野を案内して今回は無事に取り付きへ。 3ピッチ目(5.10b/c)が核心なので、宇野のオンサイト・トライを静観。 スムーズなリード、前回私がレイバックした所をフィンガーが決まったとかで、 正体で登って行く、しかも残置は使わずマスタースタイルでカムをセットして行く、 今の旭川で一番強い男だW。 記 石井

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