岩と遭難対策研修 2017.5.21

岩と遭難対策研修 2017.5.21 神居岩 メンバー CL堤、SL菅原、中根(瑞)、谷岡、秋山、大屋、加藤、古山、宮岸、牛久保、益田、 狩野、渡辺(豊) 8:00 神居古潭駐車場集合→神居岩南面→初級班、中上級班に分かれて研修→ 12:30 雨模様となってきたため撤収→13:00 神居古潭駐車場→奥立岩に転戦→ 15:00 奥立岩解散

【報  告】 神居岩にて岩と遭難対策研修を実施した。神居岩南面にて初級班と中上級班に分かれて研修開始。 故新井会員に向け黙祷。初級班のメニューは、基本装備について、ロープの結び方、細引きスリングの使い方、自己確保・確保、懸垂下降など。中上級班はユマーリング、懸垂下降のバックアップ、プロテクション技術の習得などを目標とした。昼頃まで順調にメニューをこなすものの、雨がパラついて来たため、やむなく途中で撤収となった。登り足りない会員は奥立岩に転戦してトレーニングして終了。 【反省点等】 事前の連絡不足のほか、現地で教える前に座学により事前に教えるべきことが多々あったと反省しきりです。多少緊張感のある岩場において実地で教えるほうが身につくような気もしますが、事前の座学やテキストの充実などカリキュラム化は今後の課題です。 当然のことながら会員の技量向上や山行の安全に繋がる研修は、今後も定期的に開催していきますが、会員の志向も技量も様々であるため、柔軟に対応していきたいと思います。    (記:堤)

【新入会員の感想】 途中、降雨があり午前中で終了しましたが、初級班として懸垂降下やロープワークの基本について岩のベテランである先輩会員の方の深い知識と経験から教えていただき、我流に近い自分にはその本質や経験者にしかわからない事項も説明を受けられる等大変有意義な講習でした。また、懸垂降下バックアップについてはぜひ修得したいと思っていた事項でもあり、今回の講習を基にしっかりと自分のものにしていきたいと思います。また、午後からの奥立岩でのクライミングもいつも二人ぐらいで登っている自分には旭川山岳会の和気あいあいとしたなかにも切磋琢磨しうる環境でのクライミングはとても楽しいものでした。 今後の抱負としましては、もともとアルパインライミングができるようになりたくて山岳会に入会したということもあり、基本基礎をしっかり身に付けるとともに、積極的に岩山行に同行し技術を深めていきたいと思いますので、未熟者ではありますが宜しくお願いいたします。   (記:益田)

        (写真:谷岡)