2015.3.8 トウヤウスベ山

メンバー:宮岸 単独

タイム: 6:00 北布礼別農家前 6:45 ベベルイ0号線交差点 7:45 秋雲橋 10:20 1129mピーク 12:00 1270m 13:00 トウヤウスベ山頂 13:50 1050m渡渉 16:00 三の沢上部通過 17:00 846m尾根 17:20 秋雲橋 18:00 北布礼別農家前

先週トムラウシが長いなぁと言っておきながら、 原始が原の奥、トウヤウスベ山へ。

冬道しかない山で、同じ山域に東大演習林最高峰の大麓山もあるので、 うまくいけばピーク3つを踏めるかね。という期待をしていたが、 事前の噂では除雪が入っていないということだったので、 前富良野までのぐるっと周回はムリかと思いつつ、 ベベルイ0号線側からスタート地点を探すも424mより南には除雪は入っておらず 西側の北布礼別農家前よりスタートする。

が、南側から除雪が入っており秋雲橋まで除雪されていたヨ orz。

秋雲橋を渡り、正面の斜面を急登する。 急登後の斜面は1129mピークまであまり視界が開けていない。

1129mピーク以降は森林限界を越えるのでほぼオープンな斜面となる。 この時点で気温がかなり高く、日差しを受けた雪面の雪がシールに絡みつく。 1250m1300mはいずれも北側よりまいて進む。 原始が原、前富良野からカミホロまでしっかり見える。

12:00の時点で大麓山直下まで来るが、シールに雪が付き工程が遅れ気味で、 より高度の低い原始が原での時間ロスが明白なことから、大麓山は諦める。 前富良野はほぼ無理だ。 1308mコルより下ホロカメットク山が見える。こちら側からみる下ホロはカッコいい。

13:00トウヤウスベ山ピーク、標識・看板は全く無し、 北北東の斜面の滑り出し地点より原始が原を見ると、雪面に泉が出ている。 渡渉も有りかとブルーになるが、何としても日暮れまでには原始が原から抜けたい。

北斜面はまずまずよろしい雪質だったが、 本日の装備は190cm,センター65mmの細板、足もそこそこキていたので何度か転ぶ。

降りてすぐ、渡渉ポイントとなる。靴の水没は免れたがアズった。 原始が原の中は日陰、日なたを問わず、シールに雪が付きまくり、 3の沢を超えるまでに2時間を要した。

3の沢上部よりトラバース気味に高度をあまり落とさないようにしながら、 前富良野岳の南の沢を超える。 その後、1012mよりやや下の尾根上を目指して、シールをつけ直す。

尾根上に上がった後は造山林道の痕を下るが、既に17:00近く、ヤバい。 17:20秋雲橋に下山。林道を下山中ボーダー2名に追いつく、話によると、 除雪されていた南側も重機でふさがれ、歩いてアプローチする以外方法は無いそう。

天気が1日持ってよかった。全行程24kmとにかく遠い...

トウヤウスベ山は原始が原の奥にあり、ピーク付近まで行くと、 状況次第では来た道を戻るか進むかで非常に悩む。 今回渡渉は1か所で済んだが、 原始が原の雪解け次第では更に時間がかかった可能性もあった。

↓前富良野の大斜面シュプールが見える P3080572 ↓トウヤウスベと大麓山 P3080571 P3080570 P3080569 ↓結構な量の水が出ているようで... P3080568 ↓三峰山やカミホロもくっきり P3080567 P3080565 ↓下ホロカメットク山 P3080564

↓大麓山直下 P3080562 ↓原始が原とその奥に十勝岳連峰 P3080561 ↓目的のトウヤウスベ山 P3080560 ↓前富良野岳、富良野P3080558 ↓1129より P3080556 ↓1129直下

P3080554

↓ミヤマカケスが3羽 P3080553

↓朝日を受ける芦別 P3080547