浅瀬川 2020.7.24


メンバー:M、H川、D嶋、S木(D)
タイム:砂防ダム下7:15 - 褐炭の露頭7:40 - F1 8:50 - F2 9:10 - コル10:30

三頭山の周りをぐるっと沢で回ろうと考えると、雨煙別川から登り、コルを超え浅瀬川から降るルートが思い浮かぶ。

航空写真を見る限り、コルの部分は250m程度の藪だろうとの予想はついたが、下降に適した沢なのかは行ってみないと何とも言えない。

砂防ダム下からスタートとなり、堰堤上で林道跡が消失するあたりから適当に入渓する。

3kmほど特に何もない沢歩きとなったが、遡行途中、黒い塊が彼方此方に転がっている。
塊はミルフィーユ状で、モノによっては木目がそのまま残っているものもある。
石炭のなりそこない、つまりは褐炭で埋もれ木というやつである。

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スタートから40分ほど遡行した数か所に河床露頭が確認できた。
後日、幌加内町史を調べてみたが、30線川以南での石炭の記録は確認できなかった。
新発見なのか、それともとるに足らないものでしかないものなのか。

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F1あたりからようやく沢登らしくなってくる。
F1は全部で15m程度、F2、F3は各5mくらい、何れも直登可能だったが、
F2についてはロープを出した方がよいのではないかと思う。

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水流がなくなり、最終的に完全な笹薮となったところで終了とした。
やはりコルの部分は濃厚な笹薮で、此処を250m漕いで沢を繋ぐかと言われると
やらない側に1票入れる。

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下りは4回懸垂して降りた。