2023.3.25〜26 白金から扇沼山

メンバー:S藤ak,S藤ay
タイム :8:55最終除雪地点発 13:00丸山 14:00Co1,384m C1作成 16:12扇沼山 17:35C1戻り
     5:00起床 7:10C1撤収 10:00除雪地点着

白金自然の村キャンプ場に至る最終除雪地点に駐車し出発。
硬雪で歩きやすいが、のっぺりした登りが以外と長く消耗し、丸山まで予定より時間がかかってしまった。

丸山を超すと疎林になり、表大雪~十勝岳連峰の大パノラマが広がる。

 

計画では硫黄沼に下りてテントを張る予定だったが、全装でアイスバーンになったアップダウンの斜面をスキーで進むのが時間がかかりそうなので、
硫黄沼泊は泣く泣く諦めて森林限界Co1,384mの下にテントを設営してから、空荷で扇沼山アタックに変更した。
1,426mでスキーをデポしアイゼンに替えたが、akはスキーアイゼンもつけずアイスバーンの斜面をスキーでサクサクと登っていき、ピークまで。

扇沼山はどこがピークだかよくわからないのっぺりした山だが、眼下の雪に覆われた硫黄沼、美しい針葉樹の森、間近に迫るオプタテは言葉を失うほど。
神々しくて大雪山の底力を見せてもらえたような、個人的に琴線に触れる景色No.3には入るすごい場所だった。
akは下りもアイスバーンの斜面をスイスイスキーで下りていってしまい、私はアーベンロートに染まる山々を見ながらテンバまでアイゼンでのんびりと戻った。
翌日は丸山は巻き、微妙なアップダウンは何度かシールを付けたり、はずしたりしたが、あっという間に車まで戻れた。
俵真布から扇沼山へ行くか迷っていたが、あの景色を見てしまったら白金一択になりそう。次こそ硫黄沼で泊まりたい。 (s藤ay)