メンバー:リーダーM岸、S藤、P、K下
タイム:
登山口7:52→入渓8:16→二段の滝9:00→蒼天の滝9:27→勝竜の滝10:46→赤岩の滝11:22→原始ヶ原湿原13:02→松浦武史碑14:38→登山口15:45
天気:曇り、気温:約29度
最初は三峰山沢の予定が、九重の滝の登攀とエスケープルートとに難があるということで、富良野岳の南側の布部川〜原始ヶ原への遡行となった。(沢二回目の私は少しホッとしました・・・!!)
登山道を歩き10分ほどしたところに「滝コース不動の滝」と書いてある看板がでてきた。今回は不動の滝を越したところから入渓という事で、不動の滝へ行く道とは逆の左に曲がり入渓。湿気が高い日が続いていたので沢水は非常に心地いい。慣れない私は最初渡渉が怖かったが、列の真ん中を歩かせていただいたので安心して歩けた。
歩き始めて30分もしないうちに名無き美しい小さな滝が幾度かでてくる。そして二段の滝に到着し、右に高巻く。降りたところで二段目?の二段の滝が見える。水が青くてきれいだった。その後は蒼天の滝を通過し、勝竜の滝へ到着。この場所では泳いだり、浮いたり、行水したりと楽しんだ。ここからだんだん岩や石が赤みを帯びてくる。ヌルヌルして滑りやすい。少し先を行くと迫力がある赤岩の滝に到着!岩の色が違うだけで雰囲気が全く違う。
引き返し右岸を高巻く。濡れていたため滑るかなと思ったけれど、ロープも必要なく大丈夫だった。下に降りると本流へ合流。ナメのしばしの癒し時間。ナメを抜け再びゴツゴツが始まり赤かった岩が元の色へ戻る境界線部分があった。その先を少し行くと二股に分かれている部分へ到達。私たちは左へ(右は五反沼へ)その後夏道を探すもピンクテープが見つからなかったが、M岸さんが人が入ったであろう場所を見つけてくださり沢から上がり、夏道らしき道を目指して藪へ突入。
ここからは藪漕ぎ地獄だった。(ずっと先頭をいってくださっていたM岸さんとS藤さんありがとうございました、またサポートやアドバイスをしてくださったPさんありがとうとざいました。)ピンクテープはところどころにあるのみであまり目印しが無いなか、幾度か湿原→藪漕ぎを繰り返し無事、松浦武四郎碑に到着!!!ここからは登山道に入り、約1時間程で登山口へ到着。約8時間弱の山行でした。
蒸し暑い日に歩く沢はとても心地よく、綺麗な滝や苔に癒されました。次はどこに足を置くのか、どこで手を使うか、自分にはどこが歩きやすいかと色々と考えながら歩くのはとても楽しかったです。とても学び大き山行でした。初心者の私を連れて行ってくださりありがとうございました。(記 K下)