層雲峡バーニシングムーン 2024.3.9

メンバー:I井(L)、M岸、S藤T、T谷、Y井、P

7:30 層雲峡温泉公共駐車場集合、8:30 滝に取り付き、8:45 登攀開始、15:00 登攀終了、16:00 駐車場解散。

バーニシングムーンは今シーズン2回目。2月の月例山行での悔も余韻も大きく、I井リーダーにリベンジの機会を頂いた。3月なのに、当日の気温は低く冷え込んでいた。滝は溶けたり凍ったりしながら硬くなっており、アックスは刺さりにくく、氷は壊れやすい。

まず、側面の垂直のルートをM岸さんがリード、3分の2ぐらい登ったところで片方のアイゼンが外れ、I井さんに代わってもらった。Y井さんはアイススクリューを解除しながら登ったが、氷が硬くそれも一仕事。次にT谷さんが登り、滝の正面にトップロープをかけてくれた。その後、垂直ルートをPとS藤Tさんが登る。

一方、M岸さんは滝の裏側にあるムーンライトでドライを始めて、きつい角度に苦戦しながらも楽しそうだった。正面ルートは、比較的登りやすく、2月より何倍も氷を壊しながら(笑)みんな楽しく登った。Y井さんは垂直ルートに再挑戦、最後にM岸さんが回収し登攀は終了した。滝の下までは懸垂下降、下山はお尻滑りで。(記 P)

以下、参加者の感想です。

「足で登れるようになればいいんだけどね。何を鍛える?」(I井さん)

「垂直に弱くなっていたので筋トレします」(M岸さん)

「前回と違う氷のコンディションで楽しかったです」(S藤Tさん)

「3月なのに氷結状態がいいバーニシングムーンに登れて感激です。来シーズンこそはテンションなしで登れるようになりたい」(T谷さん)

「来年もう一度リベンジしたいです」(Y井さん)

「とりあえず登る?のではなく、綺麗に!登りたい」(P)

平に見えるが、アプローチは急坂。

3月、滝はしっかりしていた。

相変わらず手強い、垂直ルート

アイスに来たのに、いきなりドライ?ムーンライト

トップロープかけます!

のぼる、のぼる

のぼる、またのぼる

バイバイ!また来年、残月峰。

 

富良野岳北尾根 2024.2.25

メンバー:S藤ak、S藤ay
6:40入山 9:25ほこ岩 10:40富良野岳 13:00下山

駐車場が混みそうだったので、早く入山した。車は2台。
Co1,350mでシーデポ、アイゼン装着。
雪が安定していたので、ほこ岩は左から巻いた。
ほこ岩を越えてからピッケルに替える。
頂上直下で一箇所、細いリッジを越えるが、風がなくて助かった。
快晴無風の頂上に到着。真っ白の十勝岳連峰が美しかった。
ジャイアント尾根には20人くらい人が見えたが、ピークまで来る人はいない。北尾根は静かだった。
下山すると駐車場は満車だった。富良野岳はどの季節、どのルートから登っても最高だ。(S藤ay)

幻の滝:アイスクライミング合宿第二弾 2024.2.25

 合宿三日目 幻の滝 2024.02.25 晴れ
 メンバー I井(L)、P、N口、N川、S藤T、T谷
 7:00 林道出発
 8:10 幻の滝到着。登攀開始
 13:00 撤収
 13:30 林道入口到着
 三日目はS藤Tさんが合流。幻の滝に至る林道はトレースが明確にありツボ足で歩くことができました。
 林道から尾根に取り付き1時間ほどで幻の滝に到着。3本の立派な氷瀑があり、左からニジマス、ヤマメ、イワナの滝と名付けられている。
 ニジマス、イワナはI井さんがリード、ヤマメはT谷がリードしてトップロープを設置。
 いずれの滝も立派に発達しており、日当たりがよいので適度に氷が柔らかく登りやすかったです。
 この日も札幌から別パーティが来ており大盛況でした。
 
 3日間天候に恵まれ、あまり経験のなかった厳冬期のテント泊などもでき有意義な山行になりました。
 またI井さんのご指導もありアイスクライミング技術を高めることができました。ありがとうございました。(記 T谷)

ニジマスの滝

ヤマメの滝

イワナの滝

能取岬:アイスクライミング合宿第一弾 2024.2.23-24

 能取岬 1日目 2024.2.23 快晴
 メンバー:I井(L)、P、N口、Y井、T谷

 7:00東川町道の駅集合、車三台で移動。

 12:00 登攀開始
 16:40 撤収
 2月下旬の3連休はI井さんの発案で一番希望者の多かった道東アイスクライミング合宿を行いました。
 一日目は快晴の能取海岸へ。
 今年の2月は高温の日が多く、残念ながらオコジョの滝、クジラの滝、ハヤブサの滝は氷が解けてしまって登れる状態ではありませんでした。
 しかしオジロの滝、オオワシの滝は氷結状態がよく、I井さんのリードでトップロープを張ってもらい全員登ることができました。
 オジロの滝は台湾からのパーティも来ており大盛況でした。
 夜は-15℃厳寒の中、能取でテント泊。N口さんのピリ辛豆乳モツ鍋で温まり就寝。

 能取岬 二日目 2024.2.24 快晴
 メンバー I井(L)、P、N口、Y井、N川、T谷
 7:30 登攀開始
 15:30 撤収
 二日目はN川さんが合流。
 この日はオノコ、三本柱、オジロの滝を登りました。
 いずれもI井さんのリードでトップロープを張ってもらいました。
 オノコは遠くからは目立ちませんが近づくと立派な氷瀑で、日陰にあるので氷は固く傾斜も強くて楽しい滝でした。
 三本柱は2本に見えましたが後から調べてみると真ん中と右の柱が一体化してたみたいです。
 最後はオジロの滝を登攀。この日も札幌から来た別パーティも登っており大盛況でした。
 終日快晴で、海の向こうには斜里岳や知床連山がきれいに見え、頭上にはオジロワシやオオワシが飛び回わる中楽しく登ることができました。
 夜は明日の幻の滝に備え北見に移動しイトムカ付近の山林でテント泊。

 昨日同様-15℃くらいまで冷え込みましたが、Pさんの絶品キムチ鍋と〆の餃子でおなか一杯になり暖かく眠ることができました。(記 T谷) 

オオワシの滝

オジロの滝

クジラの滝は氷解けていました。

ハヤブサの滝も登れず!

夕方撤収

厳冬のテント泊

二日目 オノコの滝

三本柱

オジロの滝

手前に流氷。海の向こうには斜里岳、知床連山。

厳冬のテント泊二日目

層雲峡 雲井の滝 2024.2.23

メンバー: H川、M岸
8:30 銀河の滝駐車場集合
9:30 雲井の滝取り付き
15:00  銀河の滝駐車場解散
 
数日前の2月道内の最高気温が10度を超え、暖気の影響が氷瀑にどのように出ているのか気にしていた中、当日は放射冷却で朝の気温がー20度を下回り例年通りの環境の中での登攀となったのだが、雲井の滝の取り付きには暖気の影響で大きな氷塊が崩れて砕け散った残骸で覆われていた。
 
1ピッチ目は右岸からスタートし中央に寄り乗越して切る。
 
2ピッチ目、3ピッチ目共に問題無く快適にロープを伸ばす。
 
4ピッチ目は前日に仕入れた画像の情報などを見て終了点を目指すも、暖気の影響もあってか氷の発達の状況がリスキー、いつものチムニー状の辺りにはアバラコフ祭りのごとく敗退跡があり、同じく敗退となった。
 
そして、取り付きにまで戻り、散乱する氷塊がへし折った樹々を眺めて暖気の危険度を感じ、遅めのランチをして下山となる。
今回の山行も大変に学ぶ事が多くあり、自身の今後のクライミングにもまた有用かつ応用して次に繋がる1日となり、パートナーにも晴れた空にも感謝なクライミングとなった。
(記 H川)

層雲峡バーニシングムーン アイスクライミング:月例山行 2024.2.18

メンバー: T会長(CL) 、I井(SL)、P、N口、T谷、Y井、S山、A木、S藤T

7:30  層雲峡公共駐車場 集合
8:30   バーニシングムーン着
9:00  登攀開始
14:30 撤収開始
15:30 下山

バーニシングムーンは、70m 、WI 5の滝。 I井さんのリードで氷壁の右側面にトップロープかけていただいた。正面からは、T会長が同じくトップをかけてくださった。

アイスクライミング経験者のメンバー全員が、果敢に粘り強い登りで2本のルートを登りきりました。今回アイスクライミング初体験だった2名も楽しみながら登りアイス初体験でバーニシングムーンは、凄いです。

実はここにはムーンライトと言う、ミックスルートがある事をI井さんが教えてくれてルートを見ただけで興奮と感激でした!

14:00 撤収予定でしたが、まだまだ登りたいメンバーも居て(体力あるなぁ・・・)、14:30に撤収開始。15:30 下山。怪我なく、楽しいアイスクライミングでした。

(記 S藤T)  

 

雷電海岸 アイスクライミング 2024.2.11-12

2月11日:4ルンゼ

メンバー: I井(L) 、Y井、P、S藤T

7:20 雷電トンネル駐車場集合→8:00 駐車場発→9:30 4ルンゼ着→15:30登攀終了

当初2ルンゼを登攀予定だったが、4ルンゼに変更。2ピッチで、1Pは、45メートル WI 4。2Pは、25メートル WI  5。と本に書いてある。

1ピッチ
I井さんにリードして頂いた。次にPさん、Y井さんの順に登り、最後に私が登った。長く、傾斜のキツイ所もあり、なかなか登りごたえがあった。

2ピッチ
同じくI井さんのリード。層雲峡のパラグーフォールと難易度、長さ共に同じくらい。全員登りきり懸垂下降して15時30分頃、登攀終了。

3人を率いて下さったI井さん、本当にありがとうございました。(記 S藤T)

かなり長かったラッセル

4ルンゼ

1ピッチ目、Y井さん、リードにチャレンジ

リードしているI井さん

滝から見る海岸は美しい!

2月12日:2ルンゼ

メンバー: I井(L) 、P、Y井

6:00 雷電トンネル駐車場集合→7:00 2ルンゼ着→13:30登攀終了→14:00駐車場、解散。

3人で2日目、雷電海岸で2ルンゼを登ってきました。本州からの先行パーティがあり、滝の幅が狭く、終わるまで長らく待たされました。前日より気温が高くとても登りやすかったです。氷は硬く、気温のせいもあり、崩れやすくなっていました。

I井さんにリードをしてもらい、Pさん、Y井の順に登りました。4ルンゼよりもやさしくとても面白かったです。たまに氷が空洞になっていたのでその場合は特に気をつけました!

ピッチは4ピッチで行きました。とてもいい休日を過ごせました。(記 Y井)

2ルンゼ

2ピッチ目をリードしているI井さん

2ピッチ終了

最終ピッチ

 

原始ヶ原徘徊 2024.1.3~6

メンバー:R家、SakiS原、Say

 

様々な事情により隊員が半数になってしまったヤセ尾根登山隊。いつもと趣向を変え、今回はヤセ尾根ではなく、水平移動の旅、原始ヶ原湿原にどっぷり浸かることとなった。

 

13日 9:30本幸最終除雪地点 12:00秋雲橋 13:07原始ヶ原登山口 15:32三の沢上流BC設営

登山口までのアプローチが一番短い最終除雪地点を探したりしているうちに出発が遅れてしまった。最終民家に駐車の許可を取って、4人でスネ程度のラッセルを漕いでいく。五反沼にBC設営予定だったが、とても行けそうにない。なんとか三ノ沢の右岸、原始ヶ原湿原の末端まで上がり、テントを設営。安着祝いをしながら、明日テントを下ホロに近づけ、明後日下ホロにアタックするか、明日荷物を軽くして日帰りロングアタックにかけるか会議をしたが、明後日は天気が崩れる予定のため、快晴の明日、下ホロへロングアタックをかけることにした。

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【三泊お世話になったBC】

 

14日 4:00起床 6:00BC発 7:52五反沼 11:35Co1269下ホロのコル~引き返し 16:11BC戻り 

二日目、起床時刻4時、張り切ってヘッデンで歩き出す。徐々に明るくなり、周囲がモルゲンロートに染まる。標高1,050mを保ちながら、ひたすら水平移動をするが、広大すぎて距離感がつかめない。更に細かなアップダウン、複雑な地図読みが必要となる。S原隊員は地図読みでアドレナリンが出ているらしく、冴えまくっている。まるで一度下見に来たみたいで心強いことこの上ない。1つ目の沢はまだ雪が少なく、スノーブリッジを探しに右往左往したが、心配していたシーソラプチ川は良いスノーブリッジがあり問題なく渡れた。11時半、下ホロのコルまで辿り着いた。一体は湿原で平らになり、東にはニペソツや石狩岳が見え、天国のような別天地が広がっていた。R家隊長は昔ここに泊まったことがあるらしく羨ましい。ただし、ここから下ホロピークまでは高低差500m、2時間以上はかかる。帰りも長いので無理はできない、と判断し、残念ながらここで引き返すことにする。スピードが遅いわけではなく、下ホロが遠すぎたのだ。BCに戻る途中、一帯が夕日に照らされ黄金色になった。往復22kmの長い長い道のりだった。 

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【富良野岳を振り返る】
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【下ホロのコルにて】

 

15日 5:00起床 7:15BC発 9:43東尾根のコルCo1359 10:30前富良野岳 12:20BC戻り

三日目、なんとしてでも1つくらいピークを踏みたい、という全員の強い思いで、前富良野岳へ。東のコルをめがけて歩いていたが、富良野岳西側まで行き過ぎてしまい、軌道修正。コルにシーデポし、アイゼンに履き替える。徐々に風雪が強くなり、これぞ「冬の祭り」という感じで全員張り切って登る。R家隊長は「このために生きている」と言っていた。私もそう。視界が効かないため、こまめに赤旗を置いていき、バリズボで満身創痍になりながらピークへ。下りは束の間のスキーを堪能し12時半にはBCに着き、大宴会。

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16日 6:00起床 7:55BC撤収 8:40登山口 10:30最終除雪地点着

四日目、計画ではトウヤウスベ~大麓山を回って帰る予定だったが、全装で五反沼まで行き、更に昨日見上げたあの長い尾根を行くこと、ピンポイントで秋雲橋に下りることが不可能と判断し、そのまま帰ることに。林道のトレースを滑り降りるだけと気を抜いていたが、気温が上がり、スキーが高下駄となり苦しみながら駐車場に着いた。

【冬でも凍らない五反沼】


下ホロにアタックした日は快晴無風で、周囲の地形を見ながら歩けたが、視界がないときは心が折れると思う。次回はカミホロ~下ホロを繋げ、下ホロのコルで泊まりたい。(記 Say

錦糸の滝 アイスクライミング 2024.2.4

メンバー:T会長(CL)、S藤T(SL)、P

7:00 上川層雲峡IC集合→7:30 銀河トンネル北見側駐車帯→8:10 錦糸の滝→13:00 撤収→14:00 駐車帯→上川層雲峡IC解散。

気温もそれほど低くなく、吹雪もない、天候の良い日だった。滝には私達が一番早く着いて非常に快適な環境で登った。他に二つのパーティがあった。T会長からは、何かあった時以外は「無言で」登ることを求められた。天候の悪い時に声が聞こえなかったり、他のパーティーのサインと間違えたりする恐れがあるのでロープの動きから次の動作ができるようにならなければならない。錦糸の滝でのマルチピッチは2回目、昨年より落ち着いた状態で登ることができた。昨年は3ピッチだったが、今回は2ピッチで抜けてしまった。1ピッチ目をT会長がリードし、S藤Tさんがフォローし、次に私が登った。2ピッチ目は、S藤Tさんと私が同時にフォローした。終了点からは懸垂下降。下山。(P)

滑り道とお経は早い方が良い、真っ白な滝を登る

1ピッチ目をフォローするS藤Tさん

懸垂下降

懸垂下降するS藤Tさん

帰り道で岩を発見。

こんな岩がお庭にあったら毎日登れるのに・・・

2024/1/28 月例山行 (音江山スキー)

メンバー D嶋、T、I井、N川、N口、S藤孝、A木、Y井、E老、T谷

 

7時集合→12時解散

 

天気快晴、雪は思ったより積もっておらず、所々底ガリな雪面。南西斜面の樹林帯を2本、北東斜面を一本滑走。皆概ね満足し終了。

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下山後は搬送シートを広げ、構造を確認。各自、どのような装備が追加で必要か?、梱包はどうするか?ディスカッションし、緊急時の対応を協議した。